醜い ページ32
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はぁ、今日も疲れたなぁ
広いお風呂でため息を付きながら考える
如月さんは精神的ダメージが大きいしいい感じかな
『勝者はもう決まってる…か』
この状態で如月さんが勝つのは奇跡でも起こらない限り無理だ
まぁ私は如月さんが負ける瞬間を見たいんだけど
『やば、のぼせたかも…』
ボーッとする頭でお風呂を出る
『…外の空気当たりに行こ』
これじゃあ何にするどころじゃない
外に繋がる階段を降りようとした瞬間
「雅セーンパイ♡」
醜い悪魔の声が聞こえた
『…なに、如月さん』
今は熱すぎてマスクをつけている余裕もない
如月「何でたかが監督補佐の貴女が部員と仲良く出きるんですか？何でスポドリを配れるんですか？」
如月さんの姿はよく捉えられなかったが、その姿は酷く醜く滑稽だったのを覚えている
如月「確かに貴女は真宮センパイより美人ですけどぉ…
可愛いのが一番なんですよ？」
『…ごめん、今はそう言うの聞いてる暇ないから。
言っとくけどさ、妬む相手間違えない方がいいよ。貴女の敵は真宮先輩でしょ？』
彼女の顔を見ずに淡々と話した
如月「…確かに真宮センパイはムカつきますけど貴女の方が邪魔なんですよ。どうせあの人は化けの皮が剥がれますから。
私は貴女が邪魔だった！」
如月さんは床をダンッと踏んだ
如月「私がスポドリを作り忘れたあの日！貴女が私の言う通りに言ってくれていれば私があんな目を向けられることはなかった！！」
背を向けているはずなのに、彼女の怒り狂った顔が想像できた
如月「それに比べて貴女はマネージャーが作ったスポドリを選手に配ることが出来る！いいとこ取りじゃないですか！私は貴女のそのポジションがほしかった」
その言葉にムカつき、手すりを掴みながらボーッとする頭で振り返った
『なに言ってるの、如月さん。監督補佐も大変なんだよ。及川さんが考えた練習メニューの最終チェックしたり、選手の情報分析したり、貴女達がやらないコートの準備とか色々あるんだよ』
如月さんのような人には、絶対に務まらないポジション
如月「そんなの知りませんよ。でも、私は欲しいものは絶対に手にいれる主義なんです。だから貴女には消えてもらいます」
彼女は怪しく笑った
ﾄﾞﾝｯ
体を強く押されて、体が宙に浮いた
反射的に伸ばした手は空を切った
頭を打つ瞬間に見えた彼女の姿は、手を伸ばす私を嘲笑っていた
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S(プロフ) - もうめっちゃ面白かったです！！終わってしまったけど、即お気に入りしてました笑 (8月28日 23時) (
レス) @page40 id: cc16e6db3c (このIDを非表示/違反報告)
名無し84222号(プロフ) - え、こんな神作品見たことがない!!めっっっちゃすきです!!これからも頑張って下さい!!応援します!! (2023年4月22日 17時) (レス) @page40 id: 47495115b9 (このIDを非表示/違反報告)
澪奈 - 今一気見しました！1個見たら次へ次へと魔法のように惹き込まれました！ (2023年3月11日 22時) (レス) @page40 id: 1db3b52844 (このIDを非表示/違反報告)
ウーロン茶 - こんないい作品初めて見ました！！！神です！ (2023年2月22日 14時) (レス) @page20 id: a38d2d112e (このIDを非表示/違反報告)
蓮蜜 - めっっっっっっちゃ好きです！！なんですかこの神作！全てが凄すぎてやばかったです！(語彙力) (2023年1月3日 14時) (レス) @page40 id: a6fc2eacdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：推しが大好き過ぎて辛い人 | 作成日時：2022年2月19日 17時
