傍観者な悪女さん 【ハイキュー】 【悪女主】

たった一人だけ ページ6

Aside


国「事故なんだし仕方ないじゃないですか。そんなに怒ることないと思います」

橘さんの王子様の国見くんが橘さんを庇うように前へ出る。

及「事故だとしても、謝らないのは違うんじゃない？」


長くなりそうだなぁ


私は貴女達に仲間割れしてほしい訳じゃないんだよ。


誰かが勝って(愛されて)、他の二人が負けて(愛されないで)ほしいだけ。


結局、橘さんは謝らないで部活の時間が減るのでと練習が再開された。


元々国見くんと及川さんは対して話したりはしていなかったが今は二人の間に距離がある。


ねぇ、貴女達のせいで彼らの仲が悪くなったらどうするつもり？


3人じゃ、同じ重さの愛を貰えるわけがない。


だから私は誰か一人だけに勝って(愛されて)ほしいのだ。



そうすれば、事件も起こらないで楽しく過ごせる。



それにしても、バカだなぁ。橘さん、対して及川さんから信頼されてるわけじゃないんだから素直に謝ればいいのに。


橘さんは如月さんの王子様、及川さんを如月さんを半信半疑の状態にさせたり自分側に持ってこないと。


そうじゃないと、陥れるなんて不可能。


一応、部員の中で一番権力があるのは主将の及川さんだから、その及川さんから愛されている如月さんはバレー部のマネージャーが出来ている。


最初は下準備から。


もちろん私も…ね？


『烏野からは好感度を高くしないと』

私に飛び火が来たとき流石に信頼度0だったら近くで傍観が出来ない。


青城には秀と渡がいるから平気。


及川さん達にも信頼されてないわけではない。


正直、バレーボールは興味ないけど…


『誰かが勝つ(愛される)まで、やめる気はないよ』


だからさぁ、とっとと済ませてよ。



好きでここにいるわけじゃないんだから。

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