傍観者な悪女さん 【ハイキュー】 【悪女主】

私は脇役 ページ4

Aside

マネージャー3人が睨み合っている近くで私達は話を進める。


入「お前は誰がいいと思う」

『なんで私…….はぁ。橘さんは相手側に失礼なこと言う可能性があるしやめた方がいいと思う。んで、残りは如月さんか真宮先輩かになるけど見てる限り、如月さんミスが多いし真宮先輩の方がいいんじゃない』

溝「なるほど…」

結局、そのまま私の意見の通りになり橘さんや如月さんには睨まれた


橘「あの、マネージャーは一人しか行けないのに雅さんはいいんですか」

如「そっ、そうですよ！そもそも、雅センパイっていつも何してるんですかっ？」

はぁ、こんなときまで橘さんは無愛想、如月さんはヒロイン口調かよ

『…私は別に行かなくてもいいけど』

入「いつもAはデータを取っておいてくれてる。適切にな」

溝「それにAはマネージャーじゃなくて監督補助だし」

そう言われたら流石の二人も言い返せないようで黙った。


ねぇ、見てる？真宮先輩の顔。凄い勝ち誇った顔してるけど。


私は所詮脇役なんだからヒロイン気取りやモブ気取りが構うような相手じゃないよ



練習試合には橘さん達は来なくても来てもいいらしいけど応援に来るらしい


『はぁ、ダルッ』

それぞれのお姫様(笑)達はそれぞれの王子さまと帰って行く。


真宮先輩は岩泉先輩と

橘さんは国見くんと

如月さんは及川さんと帰っていった


私？ぼっちだけど何か。

うわ、ぼっち辛。



『…今のところ、大したことは起こってないな』


いつになったら始まるんだろう。

プライドが高いあの3人のことだ。絶対に何をなく終わるなんてことはない。



気長に待つか。なんて思う。


翌日。

朝練があるので早めに学校へ行く

体育館を開けると

『あれ、秀じゃん』

同じ学年の矢巾秀がいた。

私は入学当時はマスクをしていなかったので秀によく絡まれていたのを覚えている。


及川さん達に目をつけられなかったのが奇跡レベル。

及川さんは少しでも顔がよかったらすぐに口説くからなぁ

秀と一緒にコートにモップがけをする。


矢「お前さ、マスク外さねぇの？」

『顔見られるの嫌いなの知ってるでしょ』

矢「綺麗な顔してるのに勿体ねぇー」

『別に綺麗じゃないし。真宮先輩のが綺麗でしょ』

矢「俺はお前の方が綺麗だと思うけど」

『どうだか…』


話していると意外に早く終わり、少し雑談をしていた、


秀は私の悪女性質を知る数少ない人物の一人だ

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