みんなとちがう私

我慢してた気持ち ページ18

Aハァハァ

のの「Aちゃん辛そうです」

輝「おばさんたち、オレ達が来るまでAの看病してなかったと思う」

白馬「え？！それどう言う事！？」

輝「おばさん達、Aは召し使い扱いが丁度いいって言ってたから」

のの「酷いです！」

黒澤「A・・・」

A「私なら・・大丈夫だよ」

のの「Aちゃん・・・」

A「もうこの生活は・・・慣れましたから・・・」

A「ほら！私もう元気ですよ！お見舞いありがとう！明日は学校行きますからね！ほら！帰って帰って！」

のの「でもまだ熱が・・・」

A「大丈夫です！寝れば治りますって！」

A「それではまた明日！」

バタン

A「・・・」

ミャンコ「ニャニャー・・・」

A「うっ・・・」

輝「やっぱり一人で耐えてたんだな」

A「赤城君！」

輝「お前、ずっと我慢してただろ」

A「・・・本当は辛かったです」

A「お母さんもお父さんもいないし、いるのは怖いおじさんとおばさんだけ」

A「友達もいない、はっきり言って怖くて辛かったです」ジワ

輝「A・・・」

輝「泣きたい時は、思いっきり泣いても良いんたぞ！」

輝「オレが猫の映画で泣いた後スゲースッキリするしな！」ニッ

A「・・ありがとう赤城君、さっきまでの泣きたい気持ちがどっか行っちゃいました！」

輝「そ、そうか？じゃあオレ帰るな！」

A「本当にありがとうございます！」

輝「あ！A、おまえまだ熱あるんだからちゃんと寝てろよ」

A「はい！」

輝「よし、明日学校来たらみんなでカラオケ行くぜ！」

A「はい！楽しみにしてます」

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