メニュー６ 「ハンバーガー」 ページ8
上鳴side
俺と切島が耳郎ん家に行ったらAに会った。
っつーことで街に遊びにきたぜ！！
「意味分からんわハゲろ」
「エスパーかよ」
「エスパー耳郎」
お、我ながらセンスあるわ、うん。エスパー耳郎って言ったの切島だけど。
「じゃあヒーロー名は『ヒアヒーロー エスパー耳郎』になるね、おめでとう」
「ちょ、A止めて！？」
「うん、それは無理かもしれないね、響香ちゃん。」
「ほら、エスパー耳郎、最愛のAが困ってるじゃんｗｗ」
「お前だけは刺し違えても殺すからな上鳴」
「そん時は俺が守るぜ上鳴！！」
「切島ぁあ」
最近気づいたんだけど、Aって結構ノリが良い。まぁ今の会話を聞いてたら分かるかもだけど。前まではもっと大人しくて、真面目で、俺達みたいな騒がしいのが嫌いなのかと思っていたけれど勘違いしていたようだ。
「ん？わっ、もうこんな時間なんだ」
「家から出てきた時はまだ１０時だったのに、もう１時か…」
思えば、かなり長い間ブラブラしていたようだ。
ここらへんは雄英高校が近いからなのかイマドキって感じの店が多い。流行り物好きの俺からしたら聖地以外の何物でもない。
…あ、あそこの店とかちょっと気になるかも
って時があっても、一人の時でもいいだろ！と自分に言い聞かせる。
「そういえば、腹減ったな〜」
「それな。やっぱホットケーキだけだと持たね」
「悪かったよ…つかアンタらが勝手に来たんだけどね？」
「まぁいいじゃん。楽しいし」
Aマジ天使。コイツと一緒にいたら耳郎より強いんじゃね
「あっ、向こうに某ハンバーガー店が！！」
「ナイス切島！行こうぜ！！」
「はいはい」
「響香ちゃん、ちょっと楽しんでるね」
・・・・・・
「ん〜！！やっぱり美味しいな！」
「値段も安いし、お手頃だよね」
「しまった、ポテト買い忘れた！！」
「皆美味しそうに食べるね」
そう呟いたAは、何も注文していない。
やっぱり、食べたくないんかなぁ…。
細いし、食わせた方が健康にも良い筈なんだけど。いや、流石に頭の悪い俺でも分かるから、それくらい。
そして、俺の手元には何故か余分に買ったハンバーガー
「…っ悪いA！恨むなら自分を恨んでくれ！！」
俺の知らぬ間に身体と口が動き、Aの口の中にハンバーガーを押しこんでいた。
「むぐっ…！？」
「Aに何してんのこのアホ！！」
「いでっ！！？」
…耳郎に殴られるのは想定済みだったけどな！！
「(…結構美味しいじゃん)」
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真裏(プロフ) - 納豆さん» さんきゅー！！新作どっちも頑張ります（笑） (2017年10月9日 18時) (
レス) id: a0b96c91a2 (このIDを非表示/違反報告)
納豆(プロフ) - お疲れ様でした！新作頑張ってね(●´ω｀●) (2017年10月9日 9時) (レス) id: c8bcc7c146 (このIDを非表示/違反報告)
真裏(プロフ) - フユキさん» カッコいいですよね！！私も曲を聞きながら絵を描いていると不思議と雰囲気が重なっていきます（笑） (2017年10月7日 12時) (レス) id: a0b96c91a2 (このIDを非表示/違反報告)
フユキ(プロフ) - フィクサー！！私も好きです！轟くん描きながら聴いてたら轟くんにゴスロリ着せてたっていう不思議体験しました！ (2017年10月7日 3時) (レス) id: 3b75a384a9 (このIDを非表示/違反報告)
牙夢(プロフ) - 真裏さん» おお！楽しみにしています！ (2017年9月22日 21時) (レス) id: 821d451e2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真裏 | 作成日時：2017年8月18日 18時
