メニュー２９ 「金平糖」 ページ34
オールマイトside
「おおおおオールマイト…何故此処にいるんですか画風が違いすぎて心臓止まる」
「画風違うとか言わないの片心少女！」
私は片心少女に用があって、１−Ａの教室までやってきた。
…その本人はビックリしすぎてほとんど何を言っているか良く分からないけど。
「んで、用ってなんですか…？」
「切り替えはやっ…あ、ああ、そのことなのだがね、片心少女」
すぅ、と息を吸って覚悟を決める。
普通の教師ならまずこんなこと言わないだろう。だがしかし、私は寂しいのだ！
「い、一緒にお弁当食べない……？」
「乙女かっ…！！」
・・・・・・
そのあと何とか片心少女を説得させて、屋上へやって来た。
「貴方大人でしょ…てかなんで生徒に頼むんですか」
「相澤先生も山…んん、マイク先生も付き合ってくれなくて…」
「わぁああああ、分かったから泣かないで下さい」
緑谷少年から、片心少女は毎日誰かからお弁当を貰っていると聞いた。だから、今日こそは私が…とこうしてお昼に誘った訳だ。
「あ、そうだ、オールマイト。私はあんまり食べれないので、お弁当は持ってきてないんですよ。ゼリーは常備してますけど」
「そう言うと思ってた！だから、私は片心少女の為にこんなものを用意した」
お弁当箱の包みから小さな瓶を取り出す。
「これって、金平糖…ですか？」
少しばかり、片心少女の目が輝く。甘い物が好きっていう情報は間違いじゃなかったみたいだ。
「これなら、片心少女も美味しく食べれるだろう？」
「ま、まぁ…ありがとうございます」
片心少女の手のひらに五、六粒金平糖をころん、と出す。
「いただきます…やっぱり、金平糖って良いですよね。甘くて、星みたいで」
誰かが幸せそうな顔をしているのが、こんなにも嬉しい。
「それは良かった、まだまだたくさんある！！」
「そんなに金平糖持ち歩いて、何がしたいんですか」
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真裏(プロフ) - 納豆さん» さんきゅー！！新作どっちも頑張ります（笑） (2017年10月9日 18時) (
レス) id: a0b96c91a2 (このIDを非表示/違反報告)
納豆(プロフ) - お疲れ様でした！新作頑張ってね(●´ω｀●) (2017年10月9日 9時) (レス) id: c8bcc7c146 (このIDを非表示/違反報告)
真裏(プロフ) - フユキさん» カッコいいですよね！！私も曲を聞きながら絵を描いていると不思議と雰囲気が重なっていきます（笑） (2017年10月7日 12時) (レス) id: a0b96c91a2 (このIDを非表示/違反報告)
フユキ(プロフ) - フィクサー！！私も好きです！轟くん描きながら聴いてたら轟くんにゴスロリ着せてたっていう不思議体験しました！ (2017年10月7日 3時) (レス) id: 3b75a384a9 (このIDを非表示/違反報告)
牙夢(プロフ) - 真裏さん» おお！楽しみにしています！ (2017年9月22日 21時) (レス) id: 821d451e2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真裏 | 作成日時：2017年8月18日 18時
