メニュー２７ 「惑星キャンディー」 ページ32
１３号side
「じゃあ、今回は惑星について学びましょう！中学のおさらいなのでさらっと聞いて下さいね」
僕は今、Ａ組で授業をしている。惑星は、理科の中でもまだまだ頭に入りやすいと思う。まぁ、僕が思うだけで、皆がどう思っているかは知らないけれど。
宇宙に関しては僕が教えることになっている。そりゃあ、伊達に宇宙服着てないさ。しかも個性がブラックホールなら、興味が湧くに決まっている。
「太陽系はですね……」
・・・・・・
「１３号先生…」
「どうしましたか、片心さん」
授業が終わり、休憩時間になると片心さんが僕の元へノートを持ってやってきた。
「そもそも惑星の名前が分からなくて…」
目尻を下げて、申し訳なさそうに告げた。
…ん〜、惑星の名前を素早く覚える方法…かぁ。そうそう簡単には思いつかない。
何か、食べ物とか、身の回りにある物ならぱっと覚えられるんだろうけど…
「あっ！！職員室にあれがあったんだ！」
「じゅ、１３号先生…？」
「ちょっとだけ待っててね」
僕は大急ぎで職員室に向かう。
確か僕の机の引き出しに、惑星が描かれた飴、通称惑星キャンディーがあったはず。いつか使うだろうなぁ〜と思って、この前ショッピングセンターに行った時買い占めたんだ。
「お待たせしました、片心さん！」
「あ、いえいえ。というかどうしたんですか？あんなに慌てて」
「手っ取り早く惑星を覚えられる物を持ってきたんだ」
僕は両手に持った惑星キャンディーを片心さんの前に出す。
「うわぁ…綺麗……」
「実はこれ、飴なんですよ。」
「食べれる宇宙…ってとこですか」
「はい、どうぞ。これは水星ですよ」
僕は飴の包みをくるくると外して、片心さんの口元へぐいっと押しつける。
「急かし過ぎてませんか…？」
「では問題！今片心さんが咥えている惑星の名前はなんでしょう！」
「！？……あ〜…さっき水星って言ってましたよね」
「正解です！」
「馬鹿にしてます？」
ま、この調子でいけばしっかり覚えてくれることでしょう
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真裏(プロフ) - 納豆さん» さんきゅー！！新作どっちも頑張ります（笑） (2017年10月9日 18時) (
レス) id: a0b96c91a2 (このIDを非表示/違反報告)
納豆(プロフ) - お疲れ様でした！新作頑張ってね(●´ω｀●) (2017年10月9日 9時) (レス) id: c8bcc7c146 (このIDを非表示/違反報告)
真裏(プロフ) - フユキさん» カッコいいですよね！！私も曲を聞きながら絵を描いていると不思議と雰囲気が重なっていきます（笑） (2017年10月7日 12時) (レス) id: a0b96c91a2 (このIDを非表示/違反報告)
フユキ(プロフ) - フィクサー！！私も好きです！轟くん描きながら聴いてたら轟くんにゴスロリ着せてたっていう不思議体験しました！ (2017年10月7日 3時) (レス) id: 3b75a384a9 (このIDを非表示/違反報告)
牙夢(プロフ) - 真裏さん» おお！楽しみにしています！ (2017年9月22日 21時) (レス) id: 821d451e2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真裏 | 作成日時：2017年8月18日 18時
