メニュー９ 「ゼリー」 ページ11
蛙吹side
同じクラスのAちゃんは毎日ご飯を食べていなかった。
最近は色々な人に勧められて少し食べてるみたいだけど。
「…ゼリー…うまっ」
入学した時から見ていたが、ご飯の代わりにゼリーを食べている。
私はあんまり話したことないけど、共通の話題も見つかって、確定したことだし、仲良くなれるかしら…。
「Aちゃん」
「どした梅雨ちゃん」
「ゼリー、好きなのね」
「うん。好き。特にフルーツゼリー系がお気に入りだよ」
「分かるわ。美味しいわよね」
「つ、梅雨ちゃんなら分かってくれると思ってた…！」
Aちゃんは感情を顔に出さないけど、なんとなく察せれる気がする。今はちょっと、顔がぱぁってなった感じ。可愛いわ。
「私もゼリーが好きで、今日は持ってきたの」
「ああ、私も今日は多めに持ってきたんだよ」
「「じゃあ、交換しよう」」
息があった。心でなにか、繋がっている気がしてきた。
Aちゃんは栄養を摂るためのゼリーやら、一口で食べれるゼリー。飲めるタイプのゼリーまで持って来ていた。流石ゼリーマスターね。
「梅雨ちゃん、何が欲しい？」
「そうね、この甘そうなゼリーがいいわ」
「ん。じゃあそれ頂戴」
Aちゃんは私が手に持っている、容器に入ったタイプのゼリーを指差して言った。
「はい」
「ありがとう」
「「いただきます」」
ぱくっと一口、口に入れた。
やっぱり、予想通りに、甘ったるい味が広がっていく。
「んん〜…美味しい。クセになりそ…。」
「ホントそうね……。」
初対面に近かった私たちは、今日の出来事でかなり距離が縮まった気がする。
(明日は、お気に入りのゼリーを持ってこようかしら)
・・・・・・
「片心さんたち、美味しそうに食べるな〜」
「デクくんニヤニヤしてるぞ〜？」
「緑谷くん！？まさか片心くんのことが…！！？」
「ち、違うから！飯田くん勘違いしないで！？」
「おいコラデク！！うるせーぞ！」
「ま〜た爆豪は緑谷につっかかる」
「ま、こっちの方が爆豪っぽいがな！」
「アイツ今にも殴りかかりそうだぞ…！？」
「「「待て待て待て！！！！？？」」」
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真裏(プロフ) - 納豆さん» さんきゅー！！新作どっちも頑張ります（笑） (2017年10月9日 18時) (
レス) id: a0b96c91a2 (このIDを非表示/違反報告)
納豆(プロフ) - お疲れ様でした！新作頑張ってね(●´ω｀●) (2017年10月9日 9時) (レス) id: c8bcc7c146 (このIDを非表示/違反報告)
真裏(プロフ) - フユキさん» カッコいいですよね！！私も曲を聞きながら絵を描いていると不思議と雰囲気が重なっていきます（笑） (2017年10月7日 12時) (レス) id: a0b96c91a2 (このIDを非表示/違反報告)
フユキ(プロフ) - フィクサー！！私も好きです！轟くん描きながら聴いてたら轟くんにゴスロリ着せてたっていう不思議体験しました！ (2017年10月7日 3時) (レス) id: 3b75a384a9 (このIDを非表示/違反報告)
牙夢(プロフ) - 真裏さん» おお！楽しみにしています！ (2017年9月22日 21時) (レス) id: 821d451e2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真裏 | 作成日時：2017年8月18日 18時
