zero 4 (ページ14)

今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:49,203 hit

164 ベンチ…you ページ14

タプと二人きりになってスンリオッパの事を聞かれた。

別れてからの1年。
始めはスンリオッパとも会っていた。
その時私は初めて男の人と夜を過ごした。
何回かそんな事があったけど…
ある日を機会に会えなくなった。

それがデビューした時。

デビューしてすぐ熱愛発覚なんてなったらスンリオッパにも迷惑になる。
だから連絡も少なくした。
オッパは彼氏がいると前みたいになるから今の関係でいい。つまりお互いが都合の良い関係になってしまった。

この先私に好きな人ができてもオッパに、好きな人が出来てもこの関係は変わらない。
私の為にオッパは…私は最低だ。

私は私の事好きだと言ってくれるオッパを都合の良いように使ってオッパがどこにもいかないように首に首輪をつけたんだ。

みんなが可愛くなったねや綺麗になったね。
なんか雰囲気が変わったねって言ってくれるが、変わったんじゃない。
私はあの日から前に進めていない。
中身は何も変わってない。
ただ変わったと思われたくて仮面を被った。

だって……気づいたんだもん。
あの日から久々に再会して、ちょっとした行動でドキッとして…。

まだ好きなんだ。と。

でも、こんな最低な自分はもう…

あなたのそばにいる資格はないの。