三話 ページ5
kr「ウツくんにピアノ弾かせたら面白そうだね！」
トントンがグルッペンを何とか抑えていると、突如、先程まで黙りこくっていたクラレが発言した。
gr「ピアノかぁ……
確かに面白そうだが、ピアノそのものは借りれるとして弾ける奴がなぁ。
俺もロボロも実写は出んし、モザイク処理はトン氏が死ぬ」
グルッペンが残念そうに呟いた。
その横で、トントンがテレビを録画画面に切り替え、録画を開始する。
kr「だよねぇ。誰か知り合いにピアノ弾ける人居ないかな？」
音楽関連に知り合いはなぁ……と、グルッペンとクラレが溜息を付いていると、トントンが思い出したように言った。
tn「じゃあ僕友達に頼んでみましょか？多分イける思いますよ」
gr「お前、そんな友人がいたのか！どんな奴だ？」
tn「ん〜、それはお楽しみやな！」
悪戯っ子の様な笑顔を浮かべてトントンは言う。
そして、テレビに釘付けのグルッペンと、お茶を啜るクラレを横目にRINEを起動させた。
豚今ええか?
直ぐに既読が付き、返信が来る。
ふね大丈夫!要件なんでますか?
豚ほら、ちょい前に俺友達とゲーム実況やってる言うたやろ?
豚まだ日程とか場所とか、詳しい事は決まっとらんけど、それの実写出て欲しいねん
《OKのスタンプ》
ふね詳しい事は後でくださいまし連絡!
tn「……実写OKやって！」
相変わらずの不思議な日本語(？)を使用する友人に安心感すら覚えつつも、結果を報告する。
gr「おっ、ナイスぅ」
テレビから1mmも目線を離さずにグルッペンは返事した。
kr「場所……ピアノある所、借りますかぁ。
ウツくん出るとして、他どうします？」
gr「う〜ん……
ぴくとさんにまた坊ちゃん演じてもらって、音ゲーばっかやってる大先生に
『そんなに音ゲー好きなら楽器やったら？』
的な流れにして、クラレ先生が既にトン氏の友人雇ってる設定にするか？
『坊っちゃま、もうプロの方を雇っております！』的な。
因みにトン助や、その御友人のピアノの腕は？」
tn「それは保証する、素人の僕から見ても彼奴の演奏は滅茶苦茶上手いで」
誇らしげにトントンは宣言した。
gr「じゃあその方向性でいくか！
日程はそうだな、友人の方はどうだ、希望日とかはあるか？」
tn「いや、今んとこは無さげやな。暫くは暇してるやろうし、こっちの都合で決めてええと思う」
kr「それはありがたいねぇ、最近忙しいし」
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名無しの鶏(プロフ) - コメント滅茶苦茶励みになります更新頑張ります！ (2020年3月31日 14時) (
レス) id: 8bbbfc2cdf (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラ - とても面白いです！！今まで見た中でピアニストの物語がなくてピアニストも良いなぁと思いました！更新頑張って下さい！！ (2020年3月31日 13時) (レス) id: a5f8ec4838 (このIDを非表示/違反報告)
名無しの鶏(プロフ) - うわぁぁあコメントありがとうございましぁ……(土下座)(語彙力崩壊) (2020年3月24日 18時) (レス) id: 8bbbfc2cdf (このIDを非表示/違反報告)
夢喰病 - 色々あさってたら神作品を見つけた…!! 自分もピアノやってるんで夢主ちゃんがピアニストなのちょっと嬉しかったりしますw(隙自語) 応援させて下さい！ (2020年3月24日 16時) (レス) id: 582bb38728 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無しの鶏 | 作成日時：2020年3月3日 9時
