【死のうと思えば死ねるのに、何故死なないのかについての話】 ページ4
【死のうと思えば死ねるのに、何故死なないのかについての話】
誰しもが一度は思ったことがあるだろう。
「死にたい」「この世から消えたい」
それなのに、何故人は死なないのか。
こんなことを言っている私自身も"死にたいと思うくせに死なない人"である。
私は"死にたい"にいくつか種類があるのを知った。
自分はいらない存在だと感じ、死にたいと思った。
悪いことをした自分なんかこの世から消えた方がいいと感じ、死にたいと思った。
特に何もないが死にたいと思った。
大体はこの3パターンだ。
死に方にもいくつか種類がある。
公園で遊んでいる子供を見ている時に感じる、シャボン玉のようにふわふわと空に向かって飛んでいき、最後は可愛らしい音を立てて消滅する死に方。
お風呂に入っている時に感じる、このままお風呂のお湯となって溶けていく死に方。
空を眺めている時に感じる、終わりのない大空に吸い込まれていく死に方。
太陽を見ている時に感じる、お日様の光でじりじりと焼かれていく死に方。
勉強をしている時に感じる、持っているシャーペンが頭に突き刺さる死に方。
他にも色々あるが、書ききれないからこのあたりで終了にしよう。
上にあげたものは日常で私が感じたものだ。
病んでいる？いいや、病んでなどいないさ。
そんなに沢山の死に方を考えるのに、何故死なないのか。
死ぬ勇気がない。本当は死にたくない。誰かに助けてほしいけど誰を頼ればいいのか分からない。その人が本当に助けてくれるとは限らない。
どれが当てはまるのだろうか？
どれも当てはまるのだろうか？
私にとって、上にあげたものはどれも当てはまらない。
いや、少し当てはまるかもしれない。
だがさほど重要ではない。
何故か？
私は、私の
つまらない照れ隠しで、人を困らせた。
つまらないプライドで、人を傷つけた。
つまらない好奇心で、人を困らせ、傷つけた。
つまらない探求心で、人を傷つけた。
つまらない我儘で、人を困らせた。
つまらない自虐で、人を困らせた。
つまらない感情で、人を困らせ、傷つけ、そして心に一生残るであろう爪痕を残した。
私は、迷惑をかけた人達に恩を返さなければならない。
それは皆さんにとって、
祖父母であって、親であって、姉であって、兄であって、弟であって、妹であって、ペットであって、親友であって、友達であって、恋人であって、先生であって、近所の人であって…
そして、"赤の他人"でもある。
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ほたる(プロフ) - みるくてぃさん» コメントありがとうございます！私の出した答えが貴方の答えとなり、力になれたのなら幸いです^ ^ (2018年1月3日 11時) (
レス) id: 5cf69170d2 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃ - 消えたいって呟いたら、じゃあ消えたいなら消えれば？と言われました。そのとき私は消えたいのになんで消えないんだろう？と思いました。これから消えたくても消えない理由は「恩返しをするため。」と答えます。私の疑問を解いてくださり、ありがとうございました。 (2018年1月2日 2時) (レス) id: 57ede5ac54 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 雨跡さん» コメントありがとうございます！私の作品が少しでも力になれたのなら幸いです^ ^ (2017年12月31日 22時) (レス) id: 5cf69170d2 (このIDを非表示/違反報告)
雨跡(プロフ) - 心に染みました (2017年12月31日 22時) (レス) id: a5f2375854 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたる | 作成日時：2017年10月13日 22時
