諂上欺下の人生【僕のヒーローアカデミア】 (ページ10)

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九話ページ10

貴「はぁ…帰りたい」

今俺は駅の前に立っている。

理由?一つしかない。

それは通知を受け三日経ったある日。

親戚である八百万百ちゃんからの一本の電話だった。

百「もしもし、A?」

貴「へい」

百「雄英受かりました!?」

ん?

貴「何でそれ知ってんの」

百「Aのお母様から聞きましたのよ!で、どうでしたの!」

うわぁ、母さん何言ってんだよ。

貴「一応受かったけど…」

百「本当ですの!?それじゃ私と一緒に通えますわね!!嬉しいですわ!!」

相変わらずぷりぷりしてんなぁ。

え、てか八百万も受かってんの?まじかよ。

八百万百。俺の母さんの妹の娘。かっこ金持ち。

もうかっこに入れることねぇな。おまけじゃねぇし。

一応俺の家もそこそこあるが、八百万の家と比べれば月とスッポン。

貴「で、なんなのさ」

百「それを祝してお出かけしましょう!」

貴「嫌だ」

百「そう仰らずに!」

嫌だっての。何で俺がお前と…

百「ご馳走しますわ」
貴「何時に待ち合わせ?」

くそ、、食べ物には目がないことを知って八百万は…!!

百「では!明日の三時に駅前で待ってて下さい」

貴「おー」

である。

そう、釣られたのだ。

貴「不覚だったな」

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