諂上欺下の人生【僕のヒーローアカデミア】 (ページ18)

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十七話ページ18

個性把握テストも終わり、

芦「それでさー!Aちゃん女の子なんだって!!」

八「やっぱり皆さん誤解してたんですね」

芦戸さんに何故変態と呼ばれていたか説明し、別に俺はそういう趣味はないということを言うと女子に言いふらしていた。

その光景を横目に教室に戻る。

ガラッと開ければそこは誰も、

貴「いるよねー」

爆「あ"ぁ?」

一番会いたくない人間。

貴「失礼します」

丁寧にお辞儀をし、ドアを閉める。

爆「おいちょっと待てやオラァ!!」

ガッシャっアンとドアは秒で開き、引きずり込まれた。

何でや。かみさま。おかしいやろ。ちゃんと丁寧に90度でお辞儀したのに。

え?今どんな姿勢になってるかって?

現在進行形で爆豪に胸ぐらを掴まれております。

顔こっわ。

爆「お前名字だろ…てめぇここで何してんだ」

低く小さく唸るように声を出した爆豪。

貴「いやぁ、あの、分かんないっすね。爆豪さんは誰のこと言ってんすか」

「あはは」と笑う。

爆「白切りやがっててめぇ」

貴「爆豪さんがこんな奴構ってても意味無いっすよ…ね?それにそろそろ皆来ますし」

丁度、着替えから戻ってくるクラスの奴らの声が聞こえ、爆豪は派手に椅子に座った。

爆「チッ……」

乱れた服は俺の弱さを証明していた。

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