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十話 ページ11
貴「で、なんなのさ」
百「Aに何かプレゼントしたいと思いましたの」
八百万が先程駅前に来て、今はオシャレなカフェ。
見るからに俺らはカップルに見えるだろう。俺の顔は別に普通の顔だが、隠しているからかそう見えるらしい。
貴「プレゼントなんて要らねぇから」
百「そんなこと言わずに」
貴「大体さぁ入学式っていつなの?」
百「貰った資料に書いてありませんでした?」
貴「あーどっかいった」
百「まぁ!それでは私の資料をプリントして後でお送りいたしますわ」
貴「んじゃあよろしく」
百「それでプレゼントは何がいいですの」
貴「忘れてなかったんかい」
さり気なく話を変えたが頭の良い八百万じゃ通用しなかったか…。
貴「じゃあなんか食べ物」
百「食べ物ですか?」
貴「うん、魚貝類以外で」
百「分かりましたわ!では今日はAとショッピングですわ!」
貴「……」
帰りてぇー…。
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作者名：メテオ | 作成日時：2017年9月30日 0時
