【d!】平和な世界で永遠の嘘を Ⅰ (ページ20)

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※窒息表現有り
(首を〆る表現有り)

shp「ぐっ‥あ"ぅ"…」

片手でコイツの首を絞める
どんどん顔が赤くなっていく‥俺を恨め。憎め。そして俺を避けろよ。

shp「す"みま"せ"んっ‥」

『‥抵抗しないのか』
shp「す"みま"せ"ん‥ごめ"んなさ"い"」
『謝ってばかりじゃ面白味ないぞ』
shp「ゆ"るし"て"なんて"‥言いませ"ん"…」

『‥意味、分からん』

俺はコイツから手を離した
自分の首元に手を置いて息を整えるそいつ、見てみると俺の手の痕がくっきり付いている。

『‥面倒だな、お前』

shp「す、みませんっ‥」
『お前はなんなんだ‥首絞められたんだぞ』
shp「俺が貴女に‥したことと比べられたら…こんなこと、何一つ辛くない、、ですっ‥」

‥ほんと意味が分からん
俺はコイツの腕を掴んで引っ張る、荷物を持っているようだからこのまま帰れるな。

shp「せ、先輩っ‥？」

『‥黙って着いてこい』
shp「え"‥あの、バイクがっ…」
『乗って来たのか？さっさと取ってこい』
shp「は、はいっ‥」

校門前でアイツを待つ
バイクを押してきたそいつを連れて自宅へ行く、バイクを止めて部屋に押し込んだ。

『‥そこで待ってろ』

奴を座らせてキッチンで氷袋を作る
それを持っていき、薄紫野郎に首元を冷やさせた。

『‥やり過ぎた、すまん』

shp「そ、そんなっ‥謝るのは俺で…」
『‥馬鹿かテメェは』
shp「え、？」

『お前は俺に殺されかけてるのに謝りやがって‥窒息死しかけてるんだぞ、俺がお前を簡単に殺せるのは理解してんだろ』

shp「‥殺されても仕方ないことをしたんです、だから抵抗する理由もなかった。謝ることしか俺には出来ないんです」

‥そんなに後悔すんなら初めからするな
俺は溜め息を吐きながらそう思った、そんな時に扉が開く音がする。ゾムが帰って来たか。

zm「ただいまー‥ん？ショッピくんやん」

shp「え、ゾムさん？？」
zm「どうしたん？怪我したん？？」
『俺が首絞めた』
zm「首絞めたん!?ショッピくん何言ったん‥」

『そんなことどうでも良いから、俺は料理作るわゾムは荷物整理しろ。怪我人は安静にしとけ』

俺が怪我させたんだけどな
それから料理を作って、ゾムは家から持ってきた荷物を整理し始めた。

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