#83【牛飼いの女神様】 ページ43
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あなたside
あれから2週間が経ち、私が調査兵団本部に侵入した日から2ヶ月が経とうとしていた。
女王の計画は無事成功を収めた。
女王も孤児や困窮者達のいる施設に加わり、その姿は“牛飼いの女神様”と呼ばれるまで親しみ愛されるようになった。
ヒ「こら！待ちなさーい！」
ジ「なんか…」
ア「うん…思ってた女王と違うな」
ジ「王冠被ったのが2ヶ月前か…
今じゃ孤児院の院長の方が板についてきてる」
駆け走るヒストリア女王と子供達を見守るエレン達。
またその様子を別のところで見ていた私。
施設の子達と食糧の運搬を行っていた。
リヴァイ班の皆も手伝いにきているが、エレンとアルミンとジャンは一息ついているようだ。
エ「ヒストリアが女王になるって決意した理由の一つは…
これをやるためだ」
ア「これって？」
エ「地下街から壁の端まで孤児や困窮者を集めて面倒を見る。
これには地下街出身の兵長の後押しやミラさんの助けもあった」
3人に気付き、エレン達の元へ駆け寄るヒストリア女王。
ヒ「あ！またサボってる！日が暮れちゃうでしょ」
女王に怒られ、中断していた荷物を運び始める3人。
ジ「あいつ、なんか俺の母ちゃんに似てきた…」
ア「女神様…」
トボトボ歩くアルミンとジャン。
その後ろでは女王とエレンが何やら親密な話をしているようだ。
あ「任務の合間に来てくれてありがとね(笑」
ジ「ミラさんッ！」
2人の後ろから声をかける。
少し先の方ではサシャとコニーとミカサが荷物を運び終えていた。
ア「いえ、僕等にはこれぐらいのことしか出来ず…
逆に申し訳ないです」
あ「そんなことないよ！
女王も子供達も皆と会えて嬉しそうだし(笑」
ジ「ヒストリアもミラさんのお陰でここまで来れたって言ってました。
俺達に手伝えることがあれば何でも言ってください。
ミラさんの力になりますッ！！」
あ「ありがとうジャン、その気持ちだけでも嬉しいよ(笑」
ジ「い、いえ…当然のことっすよ！//」
ははは！//と笑うジャン。
それを見てニタニタと笑うサシャとコニーを見つけ、また二人に「お前等な！」と怒りだす。
…仲良いなぁ(笑
その様子をアルミンと2人で笑って見ていた。
後ろの方ではいつの間にかエレンとヒストリア女王の間にミカサがいた。
ミカサが不機嫌だ。
…エレン…また…何したの…(笑
気まずそうな3人を見て、私は“恋”は複雑なのだと学んだ。
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koi(プロフ) - lokilokiさん» プレイリスト追加ありがとうございます🙇♂️また読んでくださり、ありがとうございます！ (3月8日 23時) (
レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - まいさん» コメントありがとうございます😊これからも宜しくお願いします🙇♂️ (3月8日 23時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (11月10日 20時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
まい - 素敵な作品をありがとうございます✨とても面白いです！！更新頑張ってください✨ (2023年4月25日 18時) (レス) id: fec3a88d0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2023年4月5日 1時
