#75【孤児院設立】 ページ35
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あなたside
会議では具体的にどのようにして孤児や困窮者を助け出すか。
助け出した後はどうするか。
食糧の調達先や宿先など…
不特定多数の人々を向かい入れるのに様々な経費の計算などを行った。
着実に話は進んでいった。
その間、私は積極的に地下街の孤児の情報や必要なものなど…
ありとあらゆる策を提案した。
私の案は殆ど採用されることとなった。
会議終了後、私はヒストリア女王に呼ばれた。
ヒ「ミラさん…？ですか？」
あ「はい」
ヒ「やっぱり！
兵士副長と呼ばれていたのでもしかしてと思って…！
皆からの手紙で話は聞いています！」
ニコニコと笑うヒストリア女王。
皆とはエレンやジャン達のことだろう。
女王と彼等は訓練兵時代の同期だったと聞いていた。
ヒ「この計画を貴方みたいな人と一緒に叶えられるなんて…
凄く嬉しいです！」
あ「…ッ！！私もです！女王様！」
ガシッとお互いに手を握る。
女王様相手にそんなことしたら怒られるのかもしれないけど…
そんなこと忘れてしまうほど今の私達は互いに熱くなっていた。
ヒ「私…ミラさんには是非初めの迎入れをやってもらいたいんです！」
あ「迎入れ…ですか？」
ヒ「はい、初めの孤児や困窮者を受入れる人のことです。
最初は皆、怖がって人をすぐには信用しないでしょう？
私と違ってミラさんは過去に経験がある！…それに！」
あ「……？」
ヒ「それに…会議でのミラさんの話にとても感動しました！
私はこの国を変えることしかできない…
ミラさんは人を変えられる力があります」
今回のこの偉業は讃えるべきものであり、素晴らしいことだ。
それなのに自信なさそうにするヒストリア女王。
女王様といっても、まだ10代の女の子だ。
その歳で国一つ任され国民を守るというのはとても重いことであり、勇敢で強い女性だと私は思う。
あ「元気出してください！
私には私にしかできないもの…だけど！同じように女王様には女王様にしかできないことだってあるんです」
ヒ「……！」
あ「国を変える…それも女王様にしかないお力です！
誰でもできる事じゃない。それに国を変えれば人も変わります。
女王様にも人を変える力はお有りなんですよ」
彼女へそう微笑みかけると、彼女もそれに応えるかのように優しく笑った。
ヒ「ほんと皆の言う通り！ミラさんって凄い！
もっと早く会いたかった(笑」
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koi(プロフ) - lokilokiさん» プレイリスト追加ありがとうございます🙇♂️また読んでくださり、ありがとうございます！ (3月8日 23時) (
レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - まいさん» コメントありがとうございます😊これからも宜しくお願いします🙇♂️ (3月8日 23時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (11月10日 20時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
まい - 素敵な作品をありがとうございます✨とても面白いです！！更新頑張ってください✨ (2023年4月25日 18時) (レス) id: fec3a88d0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2023年4月5日 1時
