#71【団長の賭け】 ページ31
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あなたside
兵士副長任命は皆から歓迎されることとなった。
リヴァイと共に訓練を受けた日の翌日…
任命式後、私とリヴァイはエルヴィン団長の部屋に呼ばれた。
話の内容は私の執務部屋についてだった。
兵士副長になった私は本来ならば副長としての執務室を渡される。
だが、急遽できた特別枠の幹部であるため部屋に空きがないようだ。
エルヴィン団長にはリヴァイの執務室の一室を借りるよう言われた。
だが私はそれを断った。
仕事をする場所を決めたくなかったからだ。
単なるわがままではない。
リヴァイからは「エルヴィンの命令だ」と言われたけど、その理由を団長に伝えると笑って了承してくれた。
あ「私は共に闘う仲間と壁を作りたくはありません。
私も彼らと同じ人間であり、同じ目的のために闘う調査兵団の兵士です。
確かに上に立つものとして一線の壁や威厳は大切かもしれませんが…それは兵士長であるリヴァイが持っていますので兵士副長である私には人望が必要かと思います」
人望。
それは信頼・尊敬・期待・親しみのある人のこと。
この数日間で皆の反応を見ているとよくわかった。
リヴァイは、これが少々欠けている。
どちらかというと信頼ある威厳高き怖い上司だ。
私はそれを補う役割…補佐する立場にいる。
皆がリヴァイに言えないことや伝えられないことを聞き入れる…
その親しみやすさや信頼などの人望を得るためには彼等との間に壁を作ってはいけない。
それを伝えるとエルヴィンは「一理ある」と一言納得した様子で
笑った。
エ「では君の好きなようにするといい。
問題があった場合は私が責任をとろう」
リ「おいエルヴィン、こいつを甘やかすな」
あ「ありがとうございます！(笑」
そうして私はエルヴィン団長から渡された書類を受け取り
早速、今日の職務部屋はどこにしようかと本部内の中を探し歩いた。
リ「エルヴィンお前…奴の行動に責任をとると言ったが、あの馬鹿はお前の想定外のことを仕出かすぞ」
エ「あぁ、それも想定内だ。
彼女の正義には私利私欲が一切ない。
私は信頼しているんだ、彼女の全てを…
ミラが答えなのではないかと彼女に託してみたくなったんだ」
リ「…そうか。だがそいつの面倒を見るのは俺だ。
あいつにも多少は俺の指示のもと動いてもらう」
エ「あぁ、もちろんだリヴァイ」
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koi(プロフ) - lokilokiさん» プレイリスト追加ありがとうございます🙇♂️また読んでくださり、ありがとうございます！ (3月8日 23時) (
レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - まいさん» コメントありがとうございます😊これからも宜しくお願いします🙇♂️ (3月8日 23時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (11月10日 20時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
まい - 素敵な作品をありがとうございます✨とても面白いです！！更新頑張ってください✨ (2023年4月25日 18時) (レス) id: fec3a88d0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2023年4月5日 1時
