#番外編 【拠点地への遠征】 ページ29
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ジャンside
サシャとの狩り肉勝負は引き分け。
近場の住民によると、この近辺の森はよく狩人が獲物を獲っている縄張りらしく獣一匹見当たらなかった。
エ「どうすんだよ、一晩何も食うなってことかよ！
兵長に何て言うんだよお前等」
ジ「しょうがねぇだろッ！
一匹もいねぇんじゃ獲るものも獲れねぇだろうがよ」
エ「相変わらず役立たずだな！」
ジ「そういうてめぇの方こそ薪割りもろくにできねぇ…
ミカサ任せじゃねぇか！情けねぇな！」
エ「んだと！？」
ジ「やんのか！？あぁ？？」
バチバチと火花が散る。
日も落ち…闇夜のなか、兵長とミラさんのいる寄宿の灯りが外へと漏れている。
リ「何やってるお前等」
ア「兵長…！」
声が聞こえていたのか、そこへ兵長がやって来た。
…や、やべぇ…ッ！
誰がリヴァイ兵長に“今日の晩飯はないです”を伝えるか…
「お前が言え！」などとコソコソやり取りをする。
コ「えーっと、これは…その…」
リ「いつまで油売ってやがる。とっとと飯食って寝ろ」
エ「え？…飯？？」
リ「あぁ。ミラがなかでお待ちかねだ」
兵長に続き、俺達は建物内へと入った。
中に入ると暖かい灯りと香りに包まれた。
ほのかに香る優しく美味しそうな香り。
あ「あ、やっと来た！さぁどうぞ、召し上がれ！(笑」
テーブルに並べられる美味そうなスープと美味そうな肉！！
ぐぅ〜…と腹の虫が鳴った。
コ「うまそうだな〜…
…っておい！サシャ！お前の何先に食ってんだよ！」
エ「これ…！この肉どうしたんですか…！」
あ「念の為、ここに来る途中の森で狩っておいたの。
付近の森は狩人が住んでるって聞いてたから(笑」
…さすがだぜミラさんッ…！！
ニコリと笑う彼女の笑顔は腹が減っている俺達には女神に見えた。
あ「ささ！冷めちゃう前に食べて(笑」
そして俺達はミラさんの言葉に甘えてテーブルに喰らいつき、皿にある全ての料理を口へとかけ込んだ。
ジ「うめぇぇッー！！すげぇ美味いです！！」
コ「何だコレ！こんなもん初めて食ったぞ！？うめぇッ！」
ア「美味しい！ミカサ！これ食べてみなよ！」
ミ「ほんとだ。凄く美味しい」
リ「汚ねぇな…落ち着いて食え。豚小屋みてぇじゃねぇか」
あ「よかった〜(笑」
俺達の様子を端の方で見ている兵長とミラさん。
俺は嬉しそうに笑うミラさんから目が離せなかった。
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koi(プロフ) - lokilokiさん» プレイリスト追加ありがとうございます🙇♂️また読んでくださり、ありがとうございます！ (3月8日 23時) (
レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - まいさん» コメントありがとうございます😊これからも宜しくお願いします🙇♂️ (3月8日 23時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (11月10日 20時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
まい - 素敵な作品をありがとうございます✨とても面白いです！！更新頑張ってください✨ (2023年4月25日 18時) (レス) id: fec3a88d0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2023年4月5日 1時
