#62【エレン・イェーガー】 ページ18
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エレンside
エ「さすがですね。兵長はあまりご自分のこと話されないんで…
ミラさんに聞けば何でもわかりそうすね！」
あ「ううん、9年も離れていたし…
幼馴染でもわからないことや知らないこと沢山あるよ。
エレンもそうでしょ？」
エ「あぁ…まぁ…
あいつらのこと知ってるようで知らねぇことばかりだなって…思います」
あ「昔はそんなこと考えなかったのにねぇ」
エ「ほんと、そうっすよね…」
あ「それにリヴァイは今に比べて昔はよく喋ってたんだよ(笑」
悲しそうに笑うミラさん。
あぁ、だからあの時兵長“俺は元々結構喋る”って…
以前兵長と2人で話をしていた時のことを思い出した。
あ「あの頃の私達には背負うものが少なかった。
何も考えず自由に暮らしていた。
でも今の立場もあって言葉の重さを感じてるんだよね、きっと」
そう自分に言い聞かせているかのように静かに話すミラさんは兵長を心配しているように見えた。
…兵長のこと、大切に思ってんだな…
俺やアルミン、ミカサとの関係と似ていてミラさんが兵長を心配する気持ちは痛いほどわかった。
ミ「エレーンッ！アルミン、エレンは？！」
ア「いや、こっちにはいない」
下の方から俺を呼ぶ声がした。
ミカサとアルミンの声だった。
あ「エレン、ミカサ達が探してるよ」
下を見てアルミンとミカサに手を振るミラさん。
2人に「待ってて」と伝えていた。
エ「じゃあ俺行きます！
風邪引かないよう気をつけてください！」
あ「ありがとう！」
ヒラヒラと手を振り、その場を離れる。
屋外から中へ入る入り口を通り抜けた時、視界にある人物が入った。
エ「それじゃ！って……ぅおわ！兵長ッ！！？」
あ「えっ！？」
腕を組み、壁にもたれ掛けている兵長と目が合う。
少し奥の方ではミラさんの驚いている姿も。
エ「まさか今の…」
あ「聞いてたの！？」
リ「あぁ…」
兵長とミラさんを交互にみる。
戸惑っている俺を察したのか、兵長は「根暗野郎が呼んでるぞ」と言った。
そして俺はその場を兵長に任して、アルミン達のいる方へと階段を降りていった。
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koi(プロフ) - lokilokiさん» プレイリスト追加ありがとうございます🙇♂️また読んでくださり、ありがとうございます！ (3月8日 23時) (
レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
koi(プロフ) - まいさん» コメントありがとうございます😊これからも宜しくお願いします🙇♂️ (3月8日 23時) (レス) id: 3364cdc828 (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (11月10日 20時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
まい - 素敵な作品をありがとうございます✨とても面白いです！！更新頑張ってください✨ (2023年4月25日 18時) (レス) id: fec3a88d0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2023年4月5日 1時
