昼 ページ3
S「みんな、おはよう。」
N「おはようございます。」
O「昨日は、誰か殺されたのかな？」
A「でも、全員いるよ？」
M「確かに減ってる訳でもないしな…。」
あ「騎士が、まだいるんじゃない？だから、昨日は、誰も殺されなかったのかも…。」
S「そうだね。」
M「今日は、どうする？カミングアウトは、誰もしてない…。」
A「俺、みんなと人狼ゲームするなんて嫌だよ！」
N「相葉さん…。」
あ「きっと、大丈夫だよ。みんなで生き残れるよ。」
O「ってかさ、人狼って自分が人狼だっていう事は、分かるのかな？」
あ「分かるんじゃない？だって、分かんなかったら…。」
M「どうしたの？」
あ「分かんなかったらさ、自分に投票されて、死んでも疑問しか残らないじゃん。」
S「確かにな…。で、人狼は誰？」
A「俺、村人。」
N「俺もです。」
O「オイラも…。」
M「俺も…。」
S「でもさ、これって本当の事言ってるかもしれないし、嘘ついてるかも知れないんだろ？」
M「そうだね。」
あ「私、本当の事言うね。私、人狼…。」
A「そんな訳ないでしょ！」
O「A、冗談言わないでよ！あっ、もしかして人狼の反応がないか見てるんでしょ？」
あ「違うの…。私が、人狼なの…。」
N「冗談は、やめろよ！これは、騙し合いなんだぞ？命がかかってる騙し合いなんだよ！そんな時に冗談言うなよ！」
S「ニノ、やめろ。落ち着け…。」
あ「お願い…。もう、殺して…。もう、誰も殺したくない…。嫌だ…。人狼なんてなりたくなかった！なんで、人狼なんか…。」涙
A「俺は、信じない…。」
O「オイラは、信じる…。」
M「リーダー！」
O「オイラだって、Aを殺したくないよ…。だけど、Aが嘘つく訳ない…。だから、オイラは、信じるよ…。」涙
S「俺も信じる…。Aが、殺してほしいってお願いしてるくらいだぞ？これが、嘘に見えるか？」
N「俺は、信じないし、信じたくない。」涙
M「俺は、信じないよ！好きな人、殺せる訳ないだろ！」
S「潤、現実見ろ。なんでもかんでも上手くいく訳じゃねえんだよ！」
M「そんな事分かってるよ！だけど、Aを殺すなんて…。」涙
あ「ううっ。」涙
A「A、大丈夫？」
あ「ごめん。やっぱり、無理。みんなの事、殺すなんて…。殺して…。私の事なんて良いから…。」
O「投票の時間だ…。」
あ「じゃあさ、私、今日は、智くんの所に行くから、騎士は智くん守って…。」
全員「せ〜のっ。」
S「全員、自分か…。処刑者なしだな。」
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作者名：嵐好き | 作成日時：2022年8月15日 20時
