今日:11 hit、昨日:4 hit、合計:33,980 hit
小|中|大
1-2 ページ2
「まずは話してみないと始まんないよ!」
という秋羅の虚言を思い出してバカやろうと心の中で叫ぶ。
帰りのHRが終わると直ぐに教室を出る草川拓弥を必死に追いかけてやっと昇降口で声をかけた。
「ねぇ」
草川拓弥は吃驚したように振り向くと見えてんのかと思うほど長いの間から目を覗かせる。
「もう帰んの?」
「…あぁ」
声とか初めて聞いたんだけど。なんか、面白い。
「一緒帰ろうよ」
次の瞬間、草川拓弥は私を完全スルーして靴箱に向かった。
は?なんなの?ありえないんだけど。
「なんで無視すんのよ」
「ちょっと!」
「ねぇ!」
.
.
「…んでお前なんかと帰んなきゃ行けねぇんだよ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
421人がお気に入り
421人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りの | 作成日時:2018年12月23日 21時