東京都立呪術中学校の御伽噺【本編】

【密かな楽しみ/アタナシア/薄浅葱茶トラ】 ページ8

ここは東京都立呪術中学校三年の教室


教室には私以外誰もいない
みんな任務に行っている


当然、私は五級な為任務が回ってくることはまず無い
だから、私は毎日が退屈！
今日は術式で遊ぶ気分にもなれない


だから、今日は内緒で原宿に来たんだ！
凄くキラキラしてて綺麗！
街ゆく人たちもみんな可愛くてキラキラしてる！


『デモ......蠅頭が多いナァ…上級もイル』

キラキラしてる街には必ずドロドロとしたものが必ずある
ワタシたちは、そのドロドロしたものを取り除く為にある



『えへへっ、ちょっとダケ......』

惹き付けられるように、気配のほうに歩いていく
数十分歩いて行くと、廃れた病院
ざっと見て、大体4階位の高さ
等級は、四、一、特

『流石に、オコられるカモ......』


いや、でも......！ちょっとだけ

で、でも特級......四級と一級だけ......


蠅頭を倒しながら、これから遊べることにテンションをあげるアタナシア

これが後に自分の首を締めるとは思いもしなかった




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『う.......ヤラカシタ』


また、興奮して遊びすぎちゃっタ(汗)


？！？！？！
だ、誰かキタァァァ...！

や、やばいやばい！早く退散シナクチャ

ちょっとダケ...誰が来たんダロ


あの真っ黒の服装に真っ黒の目隠し......
五条先生ダ...!!




サァァァ...と顔色が悪くなる

や、ほんとにヤラカシちゃった(泣)
ま、まさか！五条先生の任務先ダナンテ誰も思わないモン！



『ど、ドウシヨ！...ニ、逃げなきゃ』(小声)


咄嗟に術式を発動させ、粉雪のアーチを作る

潜るとあたりは真っ暗な異空間

だがその異空間には氷粒によって形作られた木が沢山存在する

しばらく進んで行くと、光が見えてくる
その光の中を進んでいくと、呪術中三年の教室


『か、帰ってコレタァァァ......(泣)



もう、出歩くのヤメル...！怖かったヨォ...』



？「ふーん？何が怖かったの？


てか、あれ君の残穢でしょ」


『ヒッ？！？！


ご、五条センセイ......!!(泣)』


ナンデ......!!逃ゲナキャ！！！

と、咄嗟に逃げてしまったが相手は特級
もちろん五級の私が勝てるはずもなく......


三年の教室に戻され、椅子に座らされている







五「なんで逃げたの？逃げたってことは何かあるのかな〜？



少し、話を聞かせてもらおうか！」



『ハイ....(泣)』









これを機にもう勝手に出歩くのを辞めようと誓ったアタナシア

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