第二十九話 ページ32
同棲を始めて一週間が経った。
珍しく朝ランにもぐっていたためか私より早起きをしていたじぇいさん
『おはよー早起きだね』
「今朝は負け越したー、配信してなかったからまだましなんだけどこんなにPS落ちてんの恥ずすぎ」
しばらくバタバタとしていたわけでなかなか私達はゲームできていなかったのでそれはまあ多少なりとも腕が落ちているのは当然だがそれがじぇいさんにとっては割と精神的にきているみたいだった
『私もだよこんど協力杯誘われてるもの同士頑張ろうよ』
「頑張れない」
珍しいほどに落ち込んでいる彼に少し驚いたが今朝も頑張って朝ランに行こうと思うほどだったもんなあ
しかしいつも自分ばっかり慰められているからこんな風に弱っている彼を見ていつもの彼の立ち位置に自分がなれると思うととてもうれしくなった
『よしよしいい子いい子頑張ってて今は頑張らなくていいよー』
未だ椅子に座ったままの彼をそっと抱きしめて優しく髪を梳かすように頭をなでた
そうするとじぇいさんが私の胸にぐりぐりと頭を押し付けてきた
『よすよす、ばぶばぶ』
素直に甘えてくれるじぇいさんがあまりにかわいくてしばらくそうしていると
私が仮眠用に配信部屋においたベッドに向けてじりじりとじぇいさんが椅子を近づけていく
『あ、あの蓮さん?』
「んー?どうしたの?」
『なんでベッドににじりよってるんですかね、、』
んーなんて言いながらもどんどんベッドに近づいていき蓮さん私ベッドのふちでサンドされてしまった。
「子供じゃないからわかるでしょ?」
そういうとゆっくりと私をベッドに押し倒した
『わ、私これから朝ごはんの準備とか昼ラン配信の準備しないと』
「俺はこれからAを食べるし、昼ランもまだ予告してないからしなくていいよ」
『よくないってだって私第五サボりがちになってたし』
「だめ、今はダメだって頑張らなくていいって言ったじゃん、我慢しない」
そういう意味じゃないってば、、、
更に文句を言ってやろうと思って口を開いたら思いっきりキスされて舌を絡め取られた
すごく長くてもうやばいってなったときに胸をトントンとたたくと離れてくれた
肩で呼吸し落ち着いてきたとき生理的な涙が少し流れると親指でやさしく涙をぬぐってくれた
蓮さんの顔を見ると今までになく色気を纏った表情でこちらを見ていた
息が詰まって見つめていると
「まだまだこれからだよ?」
と妖しく微笑んだ
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いー写 - 名無しさん» コメントありがとうございます!誤変換の部分はテストが終わったのでゆっくり直していきたいと思います!続きどんどん更新しますね! (2020年9月2日 23時) (レス) id: 618fa726a9 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - とても素敵な小説でドキドキしました!しかし「〜するから」などの文章の「るか」の部分が名前変換で変わってしまっていて…少々気になりました(´・ω・`) イルカちゃんとクジラさんの甘々ストーリー とても面白かったです!続き楽しみにしてます! (2020年9月2日 20時) (レス) id: a88de5add7 (このIDを非表示/違反報告)
いー写 - あぷるさん» 閲覧ありがとうございます!告白シーン頑張って書いたんですけどぐだったかなあと思っていたのでそう言っていただけると嬉しいです! (2020年8月17日 15時) (レス) id: 618fa726a9 (このIDを非表示/違反報告)
あぷる - 赤いパンダさんの小説を書いているんですけど、よく第五実況者様の小説見るんですけどなんですかこれ!!告白の仕方がきゅんきゅん何ですけど!!!!!!!好きです愛してますクソデカボイス (2020年8月17日 13時) (レス) id: 9ae6da1d4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いー写 | 作成日時:2020年8月14日 4時