配信と恋愛と【じぇい】

第十九話 ページ21

『もう蓮さん！私いろいろ書かれてるしやばいんだけど別に言ったのは悪いことじゃないけど心の準備ができてない』



中にはおめでとうとかいろいろあったけどほとんどは

”営業かと思ってた”

”界隈からの追放たのまい”


とかほとんどで私がいないほうがいいとかぬいじょさんとの仲を信じてたとか普通に傷ついた

ぬいじょさんの方がかわいいのも、お似合いなのも知ってる


私が今後の蓮さんの足を引っ張ってしまうことも



『私ここから身を引こうかなって思うかといってこれから就職探ししんどいけど』


泣きそうになりながらこんなとこで泣くのはあまりにもずるいかと思ってできるだけ涙をこらえた



「ひかなくていいよ、何があっても俺が守るから約束じゃん守るよって」


そういうと強く強く抱きしめてくれた



「Aがこんな思いするくらいなら俺も配信やめるしAがこんなにたたかれるなら俺はここの人たちとの縁も切れるよ？」


その優しさに触れて私は泣き止むことができなかった


気づけば眠りに落ちてしまったようで私はここまでの記憶しかない






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じぇいさんside



Aがこんなにたたかれるなら言わなければよかった言ってしまったのは俺の簡単な独占欲



BO3でのチーム分けでAは石橋さんチームでずっと石橋さんのそばにいた



『石橋さん！キャリーたのまい！』

お願いだからそんな可愛い笑顔を他のオトコに向けないで

お願いだから石橋さんに頭をなでられてそんなに嬉しそうにしないで



『かてぃさん！頑張りましょうね！』


そんなかわいい笑顔で他のオトコに触らないで



もう限界だ


彼女だと言ってしまえばもう誰も手を出してこないと思ったなのにもっと彼女を守れなくなった




つい先ほど腕の中で眠ってしまった彼女寝顔を写真に収めると彼女のかわいい笑顔をスタンプで隠して



”何があっても別れないし、何があっても守ります”

という決意と共につぶやいた

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