悪夢課全員出撃【悪夢課】

悪夢課14【影塚沈玖】 ページ15

「…っくしゅ、…お？なんだ、結構いたのか」


ドアを開けると、なかなかうるさい…でも、懐かしい奴らが沢山いた。



「おー、沈玖 来たか。お前、結構遅いぞ…」


久々に見る だら…変わってねぇな。


「いや、結構長い喧嘩吹っ掛けられてさ…」

「本当に女子なのかお前」



「あー！！しー、お土産とかある！？」


花穏が勢いよく俺の前に来る。


あれ、能力瞬間移動か？


「んー、クッキー。」


「お、お前が…つくったのか…！？」

「んなわけねぇだろ。そこで買ってきた。」


てかなんだ今のだらの衝撃的な顔は！ありえねぇ…みたいな顔！


前は作れたんだけどな！前は！


「わー、やったー！いっただっきまーす！」


いやもう食ってるし。

そういやクッキーって単語が出た瞬間サクサク音が聞こえたような…


「てかここめっちゃ良い匂いするなぁ…」

タルトを持って喋ってる壮一郎からタルトを奪い取って食べる…


いやうまっ。


「えっ、ちょ、それ俺のー！！」


「ん？いーだろこれくらい！」


ギャーギャー騒ぐ壮一郎を横目に、そこにあった椅子に座った。



む、人の気配が…あと、誰が来るんだっけ…

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