Narr 自覚のない【ズィーベン】 (ページ49)

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Unconscious ページ49

知念の目は復讐しか写していない

in「知念、落ち着いて。

俺たちは危害を加えるつもりなんてない。

そもそもそれを殺したって山田と裕翔が喜ぶとは思えないけど」

伊野尾くんが刺激をしないように近寄る

cn「ううん、喜ぶ。

そもそも涼介と裕翔は復讐するために上層部を殺してたんだから」

ただ、今は何を話しかけても逆効果

拳銃を上層部の側頭部に突きつける

in「そうだね…知念、俺は拳銃を置く。

だから落ち着いて話聞いてよ」

伊野尾くんは本当に拳銃を置く

cn「…後ろの2人も。

どうせ、持ってるんでしょ？」

ar「…わかった、高木」

俺と有岡くんも同様に

cn「…それで、話って？」

in「そうだね…」

tk「なんで圭人連れてったの？」

気がつくと俺は伊野尾くんの前に立っていた

tk「言い方は悪いけど、知念1人でも上層部を人質にとれる。

それなのに圭人を連れて行った理由は？」

cn「運転してもらった。

無免許はこれ以上怖かったから。

あと、この上層部を殺した後に殺すから」

kt「うわぁ〜…怖い」

絶対に怖がってない

cn「ねぇ…僕もう永くないの。

とっとと殺してもいい？」

yb「待て、知念」