今日:19 hit、昨日:12 hit、合計:20,548 hit
小｜中｜大
Unconscious ページ35
フラフラと歩く
どこに向かってるかなんて僕自身もわかってない
ペンダントだって壊れちゃった
放った銃弾は涼介と裕翔の遺骨を入れたペンダントに当たった
そこで一瞬気を失ったけど、すぐに目が覚めた
もう前にはいなくて、仇を討ちたいけど僕1人じゃ出来ない
だから、最低限の荷物を持って逃げてきた
cn「りょ…すけ…ゆ…と」
あと、なぜだかちょっとずつ声が出てきてる
cn「ど…しよ…」
スマホを見る限りじゃ僕が指名手配されてることしかわからない
そもそも宏太とかの電話番号知らないから意味ないんだけど…あ
雄也がいるじゃん
僕は雄也に電話をかける
…出ない？
他なんて持ってない
警察に電話したって折り合ってくれない
ポツポツと雨が降ってくる
人々が下を向いているから僕の姿なんて見なくて済む
どこに逃げよう
当てなんてないんだから
僕は空を見上げる
…雨でよかった
僕の目から流れているものを無視出来るから
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 85人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：慧jump
| 作者ホームページ：http://wakabassl
作成日時：2021年10月9日 10時
