Unconscious ページ10
ar「…だってよ」
yb「どう言うことだ？」
翌日、大ちゃんが出勤するなり
ar「薮ちゃん、【白蛇】について調べるのやめろだって」
と言ってきた
yb「上からか？」
ar「いや、圭人」
yb「圭人が？」
ar「…残酷な結末を迎えることになるって言ってた」
なんだ、そんなことか
yb「それなら何度も味わってきた。
残酷な結末なんて何回も見てきたからな」
ar「…圭人の目はマジだったよ」
yb「圭人は【白蛇】について何か知ってるのか？」
ar「そんな素振り。
…あと、知念の前でその話をすることをお勧めしない」
yb「思い出しそう？」
ar「多分。
帰るときに蒼白になっていたから」
そうか…何か思い出しかけたのかもしれないな
in「お待たせ、てか薮も人づかい荒いよね」
yb「頭の傷開いてもいいならやるけど」
in「それはごめんです…はい、言われてた資料」
俺は伊野尾に頼んでいた資料を受け取る
ar「何頼んでたの？」
yb「刺し傷があった場所から犯人の身長を割り出してもらおうと思ったんだ。
そのほうが捜査もやりやすいだろ？」
ar「確かに…」
in「刺し傷を見る限り、被害者より少し低めの人。
そうだな…155から165の間の人だと思うよ」
少し小柄…
yb「結構大きい情報だ。
その情報をもとに犯人像を出してみよう」
hk「薮、少し話がある」
そのとき、光が来た
yb「どうした？」
hk「こんな手紙が届いてた」
光が手渡して来たのは白い封筒であった
yb「…中身は？」
hk「まだ確認してない」
俺はカッターを取り出して、封を切った
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作者名：慧jump
| 作者ホームページ：http://wakabassl
作成日時：2021年10月9日 10時
