Narr 自覚のない【ズィーベン】 (ページ38)

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Unconscious ページ38

ar「はい、検問をお願いします。

容疑者は免許を持っていないので徒歩や公共交通機関に乗車している可能性があります。

えぇ、こっちでもわかったらまた連絡します、では」

通話を切る

知念…教えてくれ

なんで殺しに走ったんだ？

山田だって裕翔だって

元は同じ正義心を持った警察だったんだろ？

ar「クッソ…高木に連絡入れよう」

俺は高木に連絡を入れる

ar「…あれ？

出ない？

なんで？」

運転中なのか？

だったらいのちゃんに…

そう思って操作していると後頭部に硬いものが当てられた

すぐにわかった…拳銃だ

ar「…誰だ？」

「俺だよ、大ちゃん」

ar「なんでここにいるんだよ」

「追いかけて来たんだ。

本部に連絡入れるって言ってたから」

ar「…【白蛇】か」

拳銃を強く押し付けられる

ar「【白蛇】の真実を知ったからか？」

「そうだね。

あとは…薮ちゃんと光くんと知念」

ar「いのちゃんと高木は？」

「事故で死んだよ。

部下がちゃんと確認して連絡してくれた」

ar「お前…」

振り向こうとしたけど、その瞬間撃たれた