36 ページ36
.
剛「何してんの?」
「あっ剛くん!
ちょっと話してたんすよ」
『....あっ森田さん!楽屋来てください!』
剛「楽屋?」
『渡したい物があって!』
剛「おう」
俺はAちゃんについてった
Aちゃんは自分の鞄をあさって
小さな袋を出した
『はいっ!』
嬉しそうに俺に手渡す
まだ何かわからないから袋から出してみる
剛「あっ....」
『これですよね!?昨日のやつ!』
剛「うんっすっげぇ........えっ貰って良いの?」
『もちろん!』
剛「ありがとほんと助かった」
『良かったぁ笑 』
剛「........メイク変えた?」
『え?とっ特に』
剛「痩せたとか?」
『それも特には....』
剛「........そうか。」
『じゃあ、戻りましょうか笑』
剛「おうっ笑」
.
最初に個人個人のちょっとしたインタビュー
「最近若手女優として視聴者からも監督からも指示が高い木村さんですが、このことについてどう思われますか?」
『....はい........えっと、嬉しいです笑』
「どんな風に?」
どんな風?....いや、単純に........
『めっ目指しているものに....近づけたかなって笑』
「目指しているものと言いますと?」
聞きますねぇ....
『どんな役でもかかってこいな....女優さんになりたいです』
はぁ、焦らせるなぁこの人
変な汗かくよホント
.
「さっきどこ行ってたんすか?」
剛「楽屋ー、」
「ふーん」
剛「....お前も?」
「え?」
剛「....いやっ何にも」
「俺Aちゃんカミセンさんの誰かと付き合ってるのかと思ってるんすけど」
剛「付き合ってねぇよ笑」
「好きじゃないんですか?」
剛「........分かんね」
「俺気になってるんですよ....」
剛「モテるなぁ笑」
「でも俺あの子に暴言吐いちゃって
なかなか距離が縮まないんすよ」
剛「当たり前だろうなぁそれは」
「っすよね」
剛「まあ、頑張れ」
「どうも」
.
94人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:キムラ | 作成日時:2014年7月29日 22時