自意識過剰 (ページ27)

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『岡田さーん....みんなリビングですよー....』

はぁ、寝てる

あ、そういえば....さっき私お酒臭かったかなぁ

だからついて来るのやめたのかな

えー、ちょっとショック

でも私ここで寝るしかないしー、

准「....ん........」

『あ、起きた』

准「Aちゃん？」

『ふっ布団ひきたいんですけど....』

准「....ああごめん」

『本読んでたの？』

岡田さんの腕で見えてなかったけど分厚い本を手に持ってた

准「ん？あー、俺の欲しかった本ここにあったから椋木さんにAちゃん来るまでここにいていいよって言われて」

『ふーん』

准「あ、....ＣＭの撮影って」

『明後日です』

准「楽しみやなっ笑」

ﾄﾞｷﾝｯ

胸....痛い

『そっそうですね笑』

准「皆からなすんごい評判ええねん
岡田の相手役可愛いって」

はっは？可愛い？

可愛いはダメなんだって

だって....ちがうか、岡田さんが思ってるんじゃなくて周りの皆がそう思ってるのか

『....私も地元の友達からＣＭ見たよって笑
岡田さんかっこいいとかホント大人気で笑』

准「嬉しいな笑」

『ですね』

准「あ....のさ....」

『はい』

准「おっ俺も....可愛いって思ったから........めっちゃ可愛かったから....

じゃあ....またおやすみ笑」

岡田さんはそう言って部屋を出ていった

なっなに....思ってもないのにそんなこと....

だから....男の人ってほんと苦手....なのに....

好きになっちゃうじゃん

そう、この日からでした

あの人を意識しだしたのは

准「っはー、」

言っちゃった

くっ椋木さんのアドバイス通りやっただけや

思ってること全部言ってあげてって

こーゆーことだよな

よし....悔いはない

ねっ寝よう

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