episode8.本音 ページ8
僕らにとっての運命の日。
あれは暑い夏休み前のことだった。
定期テストも終わり、修学旅行も終わり
夏休みに向けて残すところは
三者面談だけだった。
中3になるとやはり受験で親や担任との話し合いが多くなり、三者面談は当たり前なんだろう。
ちなみに塾でも三者面談はあったにはあったが、わざわざ行くようなものでもなかった。
つまりだ。
受験生、という人生で最初の壁にぶつかっている僕らは面談はそれなりに大事だが、他の全ての事象を優先すべきものでは無いということだ。
ある日地元のイ〇ンに家族で訪れていた僕ら家族は食品館のほうにいた。
しかし僕はその瞬間には不在だったのだが、
後に家族と合流した時にそれは聞かされた。
「…さっき4組の先生から電話があって…倒れてんて。M先生。」
僕はゆっくりと目を見開いた。
母に詳しく話を聞くと、M先生はソフトボール部の顧問で真夏の炎天下での練習中に熱中症で倒れた、とのことだった。
ニュースでは夏場毎日のように熱中症で病院に搬送、熱射病で病院に搬送などと特集されているのでそんなに緊急にも思わなかった。
それが本音だ。
夏休み前に予定されていた三者面談は結局取り止めになってしまった。
M先生が回復するまで待つ、と。
だけど
M先生は戻って来なかった。
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A - ゆうさん» 「だけど確かに前に、進んでいる」この文以降の1文1文が心に響きました。私は今、どちらかと言うと止まっている方だと思うので、とても励まされた気がしますw！……長文失礼致しました。これだけは作者の人に伝えたかったのでw (2014年8月8日 1時) (携帯から) (
レス) id: c5a472413d (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - Aさん» はい！ありがとうございます！ (2014年8月8日 0時) (レス) id: 5b35e72707 (このIDを非表示/違反報告)
A - ゆうさん» 夜遅くにすみません…まさかコメントして返信がくると思ってなかったので嬉しかったですwwこれからも小説(と呼ぶのでしょうか?)、がんばって下さい！ (2014年8月8日 0時) (携帯から) (レス) id: c5a472413d (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - Aさん» コメント返せて無くてごめんなさい！全然大丈夫ですよ！気にしないで下さい。読んでくれてありがとうございます。 (2014年8月7日 21時) (レス) id: 5b35e72707 (このIDを非表示/違反報告)
A - すいません。色々と間違えました。初めてコメント(？)したので… (2014年8月7日 15時) (携帯から) (レス) id: c5a472413d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう | 作成日時：2014年2月23日 15時
