episode6.憤り ページ6
皆さんは
病気を知っているだろうか。
腸閉塞・別名イレウス
食べ物や消化液の流れが小腸や大腸で滞った状態を指す。
症状としては激しい腹痛、吐き気などが起こり、酷い場合には死に至る病気だ。
父はそれだった。
一旦家に帰った後、直ぐに家の近くの病院へ母は父を連れていった。
翌朝、母から父は入院したのだと伝えられた。
僕はなんだか全てが唐突過ぎて信じられない思いだった。
結局、父は全国的にも有名な関〇医大に
入院することとなった。
それから毎日毎日不安が僕ら家族を襲った。
もしかしたら死ぬかもしれない、という目を背けがたい事実が突然突きつけられたのだから。
そしてそれは運悪くも修学旅行前の出来事
だったのだ。
「…お父さん死んじゃったらもしかしたら
修学旅行行けへんかもな…。」
母は言った。
なんで。
なんで。
…どうして。
どうして僕だけがこんな事になるんだ。
みんなは普通に、当たり前のように、中学3年間の最後の思い出として修学旅行に臨むのに。
どうして…僕は゛皆と同じように゛生きることが出来ないんだ。
僕はただ、普通に生きたいだけなのに…。
その日から
その瞬間から
周りの皆が別世界の人のように見えた。
修学旅行を楽しむために、と準備に意気込むM先生にさえ、憤りを感じてしまった。
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A - ゆうさん» 「だけど確かに前に、進んでいる」この文以降の1文1文が心に響きました。私は今、どちらかと言うと止まっている方だと思うので、とても励まされた気がしますw！……長文失礼致しました。これだけは作者の人に伝えたかったのでw (2014年8月8日 1時) (携帯から) (
レス) id: c5a472413d (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - Aさん» はい！ありがとうございます！ (2014年8月8日 0時) (レス) id: 5b35e72707 (このIDを非表示/違反報告)
A - ゆうさん» 夜遅くにすみません…まさかコメントして返信がくると思ってなかったので嬉しかったですwwこれからも小説(と呼ぶのでしょうか?)、がんばって下さい！ (2014年8月8日 0時) (携帯から) (レス) id: c5a472413d (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - Aさん» コメント返せて無くてごめんなさい！全然大丈夫ですよ！気にしないで下さい。読んでくれてありがとうございます。 (2014年8月7日 21時) (レス) id: 5b35e72707 (このIDを非表示/違反報告)
A - すいません。色々と間違えました。初めてコメント(？)したので… (2014年8月7日 15時) (携帯から) (レス) id: c5a472413d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう | 作成日時：2014年2月23日 15時
