episode22.卒業 ページ22
リハーサルと違うところといえば、保護者が後ろに座っていることくらいだろうか。
とくにリハーサルの時と変わり無く、淡々と式は進んでいった。
『卒業証書授与式』
今日はY先生に名前を呼ばれた。
やはり僕らの声は届かなかった。
しかしそれでいい。
もう一つだけ。リハーサルと違うことが
あったのだから。
卒業証書を受け取り、階段を降りた僕らを待っていたのは…。
「…頑張ったな、ゆう。」
M先生は細い手で、しかししっかりと私の手を握った。
私は何も言えずにただ何度も頷いた。
違うよ、先生。
頑張ったのは貴方じゃないか。
そして今も…
私はリハーサル通りに席に着いた。
あぁ 卒業式だ。
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A - ゆうさん» 「だけど確かに前に、進んでいる」この文以降の1文1文が心に響きました。私は今、どちらかと言うと止まっている方だと思うので、とても励まされた気がしますw!……長文失礼致しました。これだけは作者の人に伝えたかったのでw (2014年8月8日 1時) (携帯から) (レス) id: c5a472413d (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - Aさん» はい!ありがとうございます! (2014年8月8日 0時) (レス) id: 5b35e72707 (このIDを非表示/違反報告)
A - ゆうさん» 夜遅くにすみません…まさかコメントして返信がくると思ってなかったので嬉しかったですwwこれからも小説(と呼ぶのでしょうか?)、がんばって下さい! (2014年8月8日 0時) (携帯から) (レス) id: c5a472413d (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - Aさん» コメント返せて無くてごめんなさい!全然大丈夫ですよ!気にしないで下さい。読んでくれてありがとうございます。 (2014年8月7日 21時) (レス) id: 5b35e72707 (このIDを非表示/違反報告)
A - すいません。色々と間違えました。初めてコメント(?)したので… (2014年8月7日 15時) (携帯から) (レス) id: c5a472413d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆう | 作成日時:2014年2月23日 15時