もしも【改】[2] ページ34
× × × × × ×
順平side.
いきなり飛んできて、真人さんを捕らえてる男の人。
多分虎杖君の先生…中原さん、って言ってたっけ?
中原さんは、真人さんを踏んだまま虎杖君に言った。
中也「外に窓の車がある。そいつ連れて高専に行け。」
悠仁「せ、んせ…俺…」
顔を歪める虎杖君。
…きっと今までの事を振り返ってる。
体育館の奴らのこととか…母さんのこととか。
中也「大丈夫だ。手前はよくやった悠仁。」
中原さんは、そうゆっくり言い、力強く言葉を続けた。
中也「後は任せろ。」
悠仁「ッ!…順平、行こう!!」
手を差し出す虎杖君。
順平「で、でもっ……」
真人さんが…いや、僕を殺そうと…でも、この力をくれたのは真人さんで…でも僕は…
中也「…手前がいくら馬鹿でもよ、」
順平「ッ…!?」
堂々巡りする頭の中を見抜いたかのように響く声。
勿論、中原さんの声だ。
中也「今着いてくべき人間位判んだろ。」
順平「…っ!!」
黒帽子の下から覗く青色の目が僕を射抜く。
真人さんの片目と一緒の青色。
でも、同じじゃない。
暗くても、明るくて、鋭いけど、優しくて。
…分かってた。
きっと最初から答えなんて見えてる。
悠仁「順平!!」
順平「うん!!」
僕は虎杖君の手を取った。
真人「えいっ」
中也「ハッ、させるかよっ!!」
真人「グハッ!?」
後ろから中原さん達の声がする。
きっと真人さんが僕のことを攻撃した。
でも振り返らずに走れるのは、虎杖君と中原さんが居るから。
中也「──────。」
順平「!!」
中原さんが何か言ったけれど、それはあまりにも小さな声でよく聞き取れなかった。
でも、僕には、
「もう間違えんなよ。」
って、そう言ってる気がした。
× × × × × ×
んと…に、2000hit…ありがとう、ございます…
いきなり過ぎて実感が…()
そして超余談ですが、最近「5秒」やら「5票」やらが「五条」にしか聞こえんのですよ。
「昼夜」は「中也」だし、「中世」も「中也」。
…末期ですかね、はは()
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あひ(プロフ) - 赤美恭さん» いえいえ、こちらとしては、読んで頂けるだけで土下座物なので…お気遣いありがとうございます。楽しんで書かせて頂きますね!! (2021年2月14日 16時) (レス) id: 3b7f0ae71c (このIDを非表示/違反報告)
赤美恭(プロフ) - こちらこそ有難う御座います。楽しみに待っておりますね!ゆっくりで大丈夫ですから健康に差し支えない程度に急がずで^^* (2021年2月14日 15時) (レス) id: 9a2b9c4af4 (このIDを非表示/違反報告)
あひ(プロフ) - 赤美恭さん» それからリクエスト頂き感謝します!!2年生ズと先生の出会い、それからパーティー編ですね、承知しました!!個人的に書くか悩んでいた所だったので、喜んで書かせて頂きます!!続編の方で書こうと思うので、気長に待っていただけると嬉しいです。長々とすみません() (2021年2月13日 22時) (レス) id: 3b7f0ae71c (このIDを非表示/違反報告)
あひ(プロフ) - 赤美恭さん» コメントありがとうございます!!そう言って頂けて本当に嬉しいです!!キャラクターの姿が想像できて楽しいなんて物凄い褒め言葉を頂きました…これからも作者の妄想に付き合って頂ければ幸いです。 (2021年2月13日 22時) (レス) id: 3b7f0ae71c (このIDを非表示/違反報告)
赤美恭(プロフ) - 無茶を承知の上でのリクエストのようなものですのでスルーして頂いても構いません。これからも応援しております (2021年2月13日 20時) (レス) id: 9a2b9c4af4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:AHI | 作成日時:2021年1月30日 23時