検索窓
今日:2 hit、昨日:4 hit、合計:65,951 hit

もしも【改】[2] ページ34

× × × × × ×
順平side.

いきなり飛んできて、真人さんを捕らえてる男の人。

多分虎杖君の先生…中原さん、って言ってたっけ?

中原さんは、真人さんを踏んだまま虎杖君に言った。

中也「外に窓の車がある。そいつ連れて高専に行け。」

悠仁「せ、んせ…俺…」

顔を歪める虎杖君。

…きっと今までの事を振り返ってる。

体育館の奴らのこととか…母さんのこととか。

中也「大丈夫だ。手前はよくやった悠仁。」

中原さんは、そうゆっくり言い、力強く言葉を続けた。

中也「後は任せろ。」

悠仁「ッ!…順平、行こう!!」

手を差し出す虎杖君。

順平「で、でもっ……」

真人さんが…いや、僕を殺そうと…でも、この力をくれたのは真人さんで…でも僕は…

中也「…手前がいくら馬鹿でもよ、」

順平「ッ…!?」

堂々巡りする頭の中を見抜いたかのように響く声。

勿論、中原さんの声だ。

中也「今着いてくべき人間位判んだろ。」

順平「…っ!!」

黒帽子の下から覗く青色の目が僕を射抜く。

真人さんの片目と一緒の青色。

でも、同じじゃない。

暗くても、明るくて、鋭いけど、優しくて。

…分かってた。

きっと最初から答えなんて見えてる。

悠仁「順平!!」

順平「うん!!」

僕は虎杖君の手を取った。

真人「えいっ」

中也「ハッ、させるかよっ!!」

真人「グハッ!?」

後ろから中原さん達の声がする。

きっと真人さんが僕のことを攻撃した。

でも振り返らずに走れるのは、虎杖君と中原さんが居るから。

中也「──────。」

順平「!!」

中原さんが何か言ったけれど、それはあまりにも小さな声でよく聞き取れなかった。

でも、僕には、

「もう間違えんなよ。」

って、そう言ってる気がした。

× × × × × ×
んと…に、2000hit…ありがとう、ございます…
いきなり過ぎて実感が…()

そして超余談ですが、最近「5秒」やら「5票」やらが「五条」にしか聞こえんのですよ。
「昼夜」は「中也」だし、「中世」も「中也」。
…末期ですかね、はは()

もしも【改】[3]→←もしも【改】


ラッキーアイテム

喜久福

ラッキーキャラクター

太宰治


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (33 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
79人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あひ(プロフ) - 赤美恭さん» いえいえ、こちらとしては、読んで頂けるだけで土下座物なので…お気遣いありがとうございます。楽しんで書かせて頂きますね!! (2021年2月14日 16時) (レス) id: 3b7f0ae71c (このIDを非表示/違反報告)
赤美恭(プロフ) - こちらこそ有難う御座います。楽しみに待っておりますね!ゆっくりで大丈夫ですから健康に差し支えない程度に急がずで^^* (2021年2月14日 15時) (レス) id: 9a2b9c4af4 (このIDを非表示/違反報告)
あひ(プロフ) - 赤美恭さん» それからリクエスト頂き感謝します!!2年生ズと先生の出会い、それからパーティー編ですね、承知しました!!個人的に書くか悩んでいた所だったので、喜んで書かせて頂きます!!続編の方で書こうと思うので、気長に待っていただけると嬉しいです。長々とすみません() (2021年2月13日 22時) (レス) id: 3b7f0ae71c (このIDを非表示/違反報告)
あひ(プロフ) - 赤美恭さん» コメントありがとうございます!!そう言って頂けて本当に嬉しいです!!キャラクターの姿が想像できて楽しいなんて物凄い褒め言葉を頂きました…これからも作者の妄想に付き合って頂ければ幸いです。 (2021年2月13日 22時) (レス) id: 3b7f0ae71c (このIDを非表示/違反報告)
赤美恭(プロフ) - 無茶を承知の上でのリクエストのようなものですのでスルーして頂いても構いません。これからも応援しております (2021年2月13日 20時) (レス) id: 9a2b9c4af4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:AHI | 作成日時:2021年1月30日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。