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太宰さんの話。[2] ページ13

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だが、2級だろうが1級だろうが、五条や夏油にとってはさほど問題なかった。

硝子「それだけじゃなくて…人。襲われてるよねアレ?」

五条「あ〜…よし、いけ傑。」

夏油「え、私?悟が行った方が早いだろ。」

五条「俺が祓うとなると、荷物下ろさなきゃじゃん。硝子も同じ。ってことでお前。」

指さされた夏油は、何か言いたげだが諦めたらしく、呪霊の方を見て自身の操る呪霊を放った。

呪霊『グギ…ユルサァなイ"ッッ、ギャッ』

不穏な声を残して、呪霊は夏油の手に黒い物体として収まった。

後に残ったのは、襲われていた人間。

安否を確認すべく駆け寄りながら、五条は訊ねた。

五条「…そいつも取り込むわけ?」

夏油「う〜ん…まぁいつか役に立つかもだしね。」

五条「あっそ。」

笑顔で言う夏油に対して、五条は不満顔だった。

それを無視して、硝子は倒れていた青年に話しかける。

硝子「おーい、大丈夫?生きてる?」

倒れていた青年は、白いシャツを纏っており、その下から覗く包帯が痛々しい。

だが対照的に、その顔は大分整っており、黒い蓬髪と相まってミステリアスさを醸し出していた。

その青年は、硝子の呼び掛けに体を起こすと、一言呟いた。

青年「チッ、また死ねなかった…」

この発言には、一同驚くしかない。

硝子「え、待って今何て言ったアンタ?」

五条「へぇ、助けられといてンなこと言うやつ初めて。」

夏油「助けたの悟じゃないけどね。」

そんな夏油の嫌味を無視して、五条はサングラスをずらして青年を見つめた後、言った。

五条「…コイツ呪力持ちだよ。しかも術式付与。」

夏油「へぇ、ってことは態と襲われてたってこと?」

硝子「物好きも居るもんだね。」

話題となっている太宰を無視して進む話。

座ったまま話を聞き流す太宰に、いきなり五条は話しかけた。

五条「オマエ名前は?何歳?」

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太宰さんの話。[3]→←太宰さんの話。


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あひ(プロフ) - 赤美恭さん» いえいえ、こちらとしては、読んで頂けるだけで土下座物なので…お気遣いありがとうございます。楽しんで書かせて頂きますね!! (2021年2月14日 16時) (レス) id: 3b7f0ae71c (このIDを非表示/違反報告)
赤美恭(プロフ) - こちらこそ有難う御座います。楽しみに待っておりますね!ゆっくりで大丈夫ですから健康に差し支えない程度に急がずで^^* (2021年2月14日 15時) (レス) id: 9a2b9c4af4 (このIDを非表示/違反報告)
あひ(プロフ) - 赤美恭さん» それからリクエスト頂き感謝します!!2年生ズと先生の出会い、それからパーティー編ですね、承知しました!!個人的に書くか悩んでいた所だったので、喜んで書かせて頂きます!!続編の方で書こうと思うので、気長に待っていただけると嬉しいです。長々とすみません() (2021年2月13日 22時) (レス) id: 3b7f0ae71c (このIDを非表示/違反報告)
あひ(プロフ) - 赤美恭さん» コメントありがとうございます!!そう言って頂けて本当に嬉しいです!!キャラクターの姿が想像できて楽しいなんて物凄い褒め言葉を頂きました…これからも作者の妄想に付き合って頂ければ幸いです。 (2021年2月13日 22時) (レス) id: 3b7f0ae71c (このIDを非表示/違反報告)
赤美恭(プロフ) - 無茶を承知の上でのリクエストのようなものですのでスルーして頂いても構いません。これからも応援しております (2021年2月13日 20時) (レス) id: 9a2b9c4af4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:AHI | 作成日時:2021年1月30日 23時

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