歪んだ感情の行き先【派生作品】 (ページ5)

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Chapter4　『びょういん』ページ5

父さんと母さんに連れられて、俺は病院に行く。
あんまり病院は好きやない。
だって注射とか痛いし、薬は苦いもん。

先生「えぇーこの子の個性ｈ「なんですか！」まぁ、お父さん。落ち着いて…」

父さんは俺の個性が楽しみでしょうがないらしい。
身を乗り出してお医者さんに聞いている。

先生「この子の個性は…『影喰イ』というものです」
喰雷一家「『？』」
母「えっと…どういうものなのですか？」
先生「これは＿＿」

先生が言ったことを簡単にすると
俺の個性は影を操る感じのものらしい。操れるわけではないけれど。
左手に個性の本体、発動条件の影が宿ってる。これが触れたものを影は何でも食べるっていう個性。
それと、影に潜れたり…とかも！すごいよなぁ…！
キャパはわからないけど、便利な個性みたいだ。

『(じゃあ…おれのけがもたべてくれたんかな？)』

ただ、このまま日常で手を出しっぱにしてると大変だから手袋をくれるみたいだ。
先生が出したのは真っ白の手袋。
この影とは似合わなそうな綺麗な白色のもの。

父「ほら、影斗。先生にありがとうは？」
『…！あ、ありがとうございます！』
先生「大丈夫だよ。それじゃあ、また何かありましたら…。」

そうして病院を出ていった。

【やっと興味を持ってもらえた】