学級委員?の井上くん (ページ3)

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そもそも寝てて学級委員をやらされたんだから仕事をきちんと出来るわけもなく、、

学級委員長「1-2組の学級委員さんー？きいてます？」

井上「あ～……すいません聞いてます」

いや、謝ってる時点で聞いなかったんでしょ

～～〜～

学級委員長「これで学級委員会を終わります気をつけ礼」

＜ありがとうございました＞

ぼーっとしてたら終わった。

ほかの学級委員はこの時間中にやっていた仕事を私たちは放課後残りやることになった、めんどくさ

まあぼーっとしてたのが悪いんだけど

クラスの人数分、1人3枚になるようにホチキスで止める作業だ。嫌いでは無い

井上くんは嫌いそうだな

パチンっ
パチンっ

ひたすらホチキスで紙を止める音が響く

普通の高校生ってどんな会話するんだろう

そんなことよりこの井上くんの既視感はなんなんだろう…

『ねぇ下の名前、なんて言うの？』

井上「瑞稀。そっちは？」

『A。瑞稀くんはさいつも寝てて話す人とか居ないの？直接じゃなくてもLINEとかDMとか』

井上「瑞稀でいいよ。人と関わるのめんどくさいいつ裏切られるか分かんないし」
「あとインスタもTwitterもやってないLINEはさすがにやってるけど身内だけ」

『今どきインスタもTwitterもやってない高校生いるんだね』

井上「まあね、憧れはあるけど」

『？？やればよくない？』

井上「……～あなるほどしらないのねなんか悔しー」

『え！なにが！』

井上「なんでもない」

『教えてよ！ねえ！』(先生「そろそろ切りあげろよ～」

井上「ほら帰ろ」

帰ろって…一緒に帰ってくれるみたいな口調