「俺たちの冒険はこれからだぜ!(仮)3」byちゅーとはんだ ページ28
〜チューリップSide〜
三回目のホイッスルが聞こえてくる。後半が始まったのだろうか。
椎菜には完全記憶能力だかっていうふざけやがった能力がある。どうも一度視界に入ったものは一生忘れられないらしい。ただでさえこの世にある全ての超能力を身につけてるってのにふざけたもんだ。とりあえず。さっきから次々とデータを見ているということは全部覚えてデータを消す気だろう。にしてもそろそろ終わらせないと危ない気がする。強い力を長時間使い続けると暴走する、って聞いてことあるし。今は、俺には何も見えないぐらいの速さで読んでいる。
大丈夫なのだろうか。
〜ウルビダSide〜
リミッターをはずしてから変だ。リミッターを外したことに違和感があるわけではない。前はリミッターなんて付けていなかったわけだし。何なのだろう。さっきから何かが燃えている映像がでてくる。私の能力はテレパス、しかも文章しか送れないタイプのテレパスだ。映像何て出てくるわけがないのに。
〜レーゼSide〜
後半が始まってオレらは動き出した。椎菜は前線で大変だと思うのにちゃんと指示を出してくれる。今、オレと風介には「どんなことがあろうと、ジュメニストーム、イプシロン、ダイアモンドダストとプロミネンスの皆を守りきる」という仕事が与えられている。オレの能力は相手に幻をみせたりとりあえず相手の心を操るやつで、風介が氷を操るのが専門の水流操作系。今は私服だからリミッターが外れているとはいえ、オレはLEVEL4、風介はLEVEL5(第5位)。死神…しーちゃんのように上手く出来るとは限らない。
〜チューリップSide〜
20%完了しました、画面にはそうでている。たぶんデータを消しているんだろう。椎菜がバチバチやってるし。試合がおわるまであと10分ぐらい。20%、と書いている下にはあと240時間、なんてふざけた数字がある。大丈夫なのか?
「ィ……ック……」
…?……って。
「サイキック、木っ端微塵!」
ガン、とパソコンが砂のように粉々になり、床の上につもった。
「最初からやったほうが早かったんじゃねぇのか?」
「うん、俺も今思った。」
これで俺らのしごとは一応終わった。あとはエイリアをぶっ潰すたけだ。とりあえず風介と合流することにしよう。
第12話「俺たちの冒険はこれからだぜ!(仮)」
「俺たちの冒険はこれからだz…そんなことよりサッカーやろうぜ!」byちゅーとはんdサッカーバカ→←「俺たちの冒険はこれからだぜ!(仮)2」byちゅーとはんだ
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:minatsu(しけりえ) | 作成日時:2012年1月2日 10時