「半田が頭脳優秀なわけわけないじゃん!」by猫耳帽子 ページ14
出てきたのは半田とマックスだった。
「で?この様子からいくとばれたと?」
半田がめちゃくちゃ笑顔で訊いていた。
風で髪が揺れるたびにバチバチ、となって光っている。
「う・・・ええと…半田・・・さん?そーとーお怒りになっているそーですが…」
「…別に良っか…お前が男子でどれだけ通るか試したかっただけだし。」
「実験?実験だったの?」
「うん。」
なんかコントらしきものがはじまっていた。
「ふたりとも知り合いなのか?この前も一緒だったし…」
「…まぁ・・・。」
「寮、小学校の頃から一緒だったしね。」
「寮?」
半田が小学校の頃は寮にいたなんてはじめて聞いたぞ。
だいだい、今は家から通ってなかったか?
「あ、鬼道、家ってもマックスの家からだから。
オレはずっと寮育ちだ。」
「あれ、寮って、神梨ちゃんがいるぐらいなんだから女子寮だよね?」
「なんで半田が…」
「だってオレ、女子だし。」
『えええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええええ!』
まさかの女子発言がきた。
まぁ、皆の前であまり着替えていなかったし、
信じられるといえば信じられる。
じゃぁマックスは?
「マックス、このこと知ってたのか?」
「いや、僕も最近知ったよ。」
「ついでにいうと僕も女子だよ。」
なんかアフロディも何か言った。
まぁ、最初は一人称とかも女子っぽかったから亜風炉照美女子説なんてのもあったしな。
べつに驚かない。
「え、真ちゃん、男子で通してたの?」
「まぁ・・・一応・・・。」
「でも真ちゃん最初っからオレっ子だったし、
小学校3年間男役トップだったしね・・・。」
「いや、トップったって一票差じゃん…ってか監督は?」
「ここにいるわ。」
「いたんですか…あ、俺らをチームに戻してください。」
「・・・その前に…『ジェネシス計画』というのは知っているかしら?」
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作者名:minatsu(しけりえ) | 作成日時:2012年1月2日 10時