「対木が女子な訳ないだろう。」byおにみちゆーと ページ13
〜風丸Side〜
アシカビになってくれないか、と訊かれた。頭を整理してると、
「対木?何してんだ?」
対木は器用にジャージの中から包帯を取り出していた。
「いやー、ばれたからもういいかなっと、とぃ!」
改めて見てみる。大きい。大きかった。
何で今まで平らだったんだ、と思うぐらい大きかった。
巨乳どころではない。爆乳の域だ。
こんなの深夜アニメぐらいでしか見たことないぞ。
「あ、ついでに言うとさー、うち、君のアシカビになりたいんだけど良い?」
〜ASide〜
ろたが驚いている間に近づく。
自分が羽化できるように。
そして、ろたが羽化できるように。
2つの願いをこめて。
うちは、ろたにキス、した。
目安は5秒。そう教えてもらった気がする。
〜風丸Side〜
いつの間にか対木が近くにいて、
やわらかく、暖かいものがオレの胸と口にあたった。
よく分からないけど、嫌ではない感覚が走る。
〜鬼道Side〜
風丸と対木が怪しかったので、皆でつけていた。
何を話しているのかは分からない。
読唇術なんかを身に着けていれば分かったのだろうが、
あいにくオレにはそんな能力は無い。
急に風丸が赤面したり、対木が包帯をとったら巨乳だったりしたところをみると、
対木は女子だった、という所だろうか。
あ、キスした。しかし、久しぶりに見たな。
立向居と綱海がしているのを見たとき以来だ。
瞬間。あたりが光った。
光のもとは…風丸たちのあたり。
よくみたら羽のような形になっていた。
風丸は水色。対木は白。
それぞれ背中から。
しばらくすると、光はおさまった。
そろそろジャマしに行くとしよう。
ガサ・・・
「「!!」」
「カップル成立か?」
「Aちゃん、胸おっきーね!さわっても…」
「お前らっ…」
「っていつから?」
「風丸が対木をひっぱっていくところから…」
「めっちゃ最初!」
ガサッ!ヒュッ…
急に何かが飛んできた。オレンジ色だった気がする。
けっこう太い木の幹を貫通して、地面に埋まっていった。
掘り出したのか、目金が叫ぶ。
「これ、ジャ○コのゲームセンターのコインじゃないですか!!」
ゲームセンター、と聞いて対木が反応した。
「真ちゃん!そこに居んでしょ!でてきなさい!」
第5話「対木が女子な訳ないだろう。」
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作者名:minatsu(しけりえ) | 作成日時:2012年1月2日 10時