絶滅危倶種系男子。２（黒） (ページ5)

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横山と桐谷さん。ページ5

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昼休み、

横山と村上氏をさがす

貴『村上っち、ご飯、』

村上『述語を言え。述語を。』

とかなんだかんだ言っちゃって～！

用意しちゃってんじゃん～！

机とか並べちゃって～！

貴『横山ー…、』

横山を見つけて、

一緒にご飯食べよう、と話しかけようとしたところ

だいぶ話しかけづらい状況。

横山『あ、俺それやるで？』

桐谷『え、大丈夫だよ！迷惑かけるし！』

横山『大丈夫やって、笑』

またまた例の桐谷さんとお話し中で、

しかもしかも係りの仕事を一緒にしてて。

わー、これ話しかけづらいやつだ、

とりあえず横山に向いていた足を戻して村上の所へ

村上『あれ、横は？』

貴『桐谷さんと係りの仕事してるよ』

村上『あ、そうなん』

いただきます。とお弁当の蓋を開ける。

…隣に座るはずの横山がいないせいか、

すっかすかに感じる。

村上『…前のお前みたいやな、』

貴『なにがすか、』

村上『横と桐谷を応援してた頃のお前の事やん』

貴『あの頃の私けなげだったよね！！』

村上『どこでテンション上がっとんねん』

はあ、とため息をついてる

私のおかんだからね、村上氏は。

見守ってきてもらったからね

やっぱりバレるのね、、、

貴『もう好きじゃないって、言ってたから大丈夫、』

村上『まあ好きやったら問題やんな』

貴『言うなそれ言うな』

なんだ！！こいつ！！

とか色々考えたけど！！

もういいわ、、、

次のおかずを口に運んだとき、

横からどーんと押される衝撃が走る

あっぶねぇおかずあっぶねぇ！！！！

原因はなんだ、と横を見ると、

渋谷『わ、卵焼き旨そう』

丸山『僕ウインナー食べた～い！』

貴『…』

横山が座るはずの席に座っている渋谷くん

立ちながら机に手をついて渋谷くんの上から覗きこんでいる丸山くん

…場所からして渋谷くんが横から勢いよく座ってきたな。

貴『ちょ、何してんの！』

渋谷『なぁ、卵焼き欲しい』

村上『話聞かん奴やからこいつ』

知ってる。自由人。

それを微笑ましく見守ってる丸山くんも馬鹿だなこりゃ

…って、

貴『お、横山、』

横山『…』

帰ってきた横山さん。

…なんか、不機嫌

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△…そこ、俺の席、▽

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