【AP ヘタリア】絶対王政注意報【アーサー・カークランド】

Heaven, like a Hell 1/1----水道の花子さん。 様リク+漆黒の堕天使 様リク ページ25

リクエスト
「お色気のあるブリ天」
「悪魔眉毛」

勝手ながら、ミックスさせていただきました。
…覚悟はよろしいですね？


***


「天使？」
ふわりと私の前に現れた青年は、世に言うそれの格好をしていた。
「そうだ。俺は奇跡を起こす天使」
「わたしに、お迎えがきてるのかな？」
「まああながち間違いではない」
天使はふふんと笑った。
「だが、如何してもというなら____」
「じゃあお願いしまーす」
「はっ！？」
「？違うの？」
だあぁもう！と、天使はぶんぶん腕を振った。
「お前を！助けてやるっていってんだぞ！」
「私を、助け…？」
「Aと言ったな。お前は、明日交通事故にあって死亡する運命だった。が、お優しい天使長様がお前の寿命を延ばしてくれるそうだ」
「はあ」
追いつかない思考の中、私は明日死ぬはずだったということだけ理解した。
そして、それが撤回されたのだということも。
「そのかわり」
ずい、と天使が迫る。
「俺と''契り''を交わしてもらう」
「契り？」
「ああ」
にやり、彼は笑った。
「俺と繋がることでお前は天使の加護を得る。
そして、やっと人並みに寿命が延びるわけだ」
「繋がるって、どうやっ…ん」

口を、塞がれた。

「…は、ちょ、ちょっと、やぁ…」
「へえ、俺好みの感度、声、体。イイな」

こいつ…本当に天使なの？

「ね、待ってよ、ひ…！」


途端、
私の背後から黒い何かがつつ、と太腿を撫でた。

私の目の前にいた天使はもうおらず、
私の耳元で、声だけが響く。


「そう。俺は悪魔でもある。
名前はアーサーだ。ヨロシクな？


…さて、A。選ばせてやるよ。


天使の俺に優しく責めてもらうか？
それとも、
悪魔の俺にたっぷりと可愛がってもらうか。


お前が生きる為には、どちらかを選べ。


さあ、…どっちと契りを結ぶんだ？」

Under control 1/1----ちさ 様リク→←嗚呼愛しのプリンセス！3/3 ----里夢＠低浮上になるかも...。 様リク

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す