ゼルダの伝説スカイウォードソード 時空の物語

44　封印の神殿 ページ45

「・・・そうか、リンクとAか・・・
　天にかかげることで満ちる聖なる力、
　スカイウォードを見事に使いこなしておるようじゃの
　その背に負う女神の剣にふさわしい者のようじゃ」

リ「あんたは何故、そこまで知っている！？何者だ！」

A「リンク、とりあえず話を聞こう」

「わしは永きにわたり、ここに座してそなたらが来るのを待っておった
　導きの使者・・・」

リ「俺たちを・・・？」

A「おばあさん、ここはなんですか？」

「ここは悠久の昔、女神が作られた封印の神殿
　そなたらがここに来ることは遥か昔より決まっておった・・・
　そなたらの探す、巫女も今よりわずか前に光と共にこの神殿に舞い降りておる
　これは運命なのじゃ・・・」

リ「巫女・・・ゼルダのことか？」

A「無事なんだね！」

そういうとおばあさんは微笑んだ

本当みたいだ・・・

「しかし巫女は本来の定めとは大きく外れた形でこの大地に
　降りる事となってしまった・・・悪しき力がそならたの運命を変えようと
　うごめいておる・・・」

リ「そんな・・・」

「リンク、Aよ・・・巫女の行く末を案じているのか？」

A「ええ」

「・・・しかし今は前へ進め、あの娘は大いなる使命を持つ者・・・
　そなたらも然りじゃ
　娘は己が使命を知るためここからフィローの森へと向かった
　そなたらも後を追うのじゃ、あの扉からいけるじゃろう」

リ「・・・わかった・・・よし、行こうA」

振り向くとAは宙を見上げていた

リ「A・・・？」

A「ううん・・・ちょっとね、ここが懐かしく感じただけ」

リ「懐かしく・・・？」

「ホッホッホッ、いずれかならず全ての真実がそなたの前に現れよう」

そういうとおばあさんは何かを念じた

カチャ

ん・・・？

「今あの扉の鍵を開けた、さあ、行くが良い」

・・・怖ぇ・・・(汗)

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