ゼルダの伝説スカイウォードソード 時空の物語

23　鳥乗りの儀式 ページ24

俺たちは今、女神像の手のひらの上にいる

いよいよ・・・始まるんだな、儀式

ゼ「リンク、さっき手に入れた鳥の彫像を私に
　 ・・・女神像の祭壇に捧げるわ」

リ「はい」

ゼルダに鳥の彫像を手渡すとそれを祭壇にはめ込み

ハープを取り出した

そして

♪〜♪♪♪〜♪♪〜♪♪〜・・・♪〜♪♪〜♪♪♪〜♪〜♪〜・・・

女神の詩のメロディーを奏でた

俺は、ゼルダに差し出された手をとり、跪いた

Aも同じようにしている

ゼ「古より我らを守り、導きたる女神よ
　 あなたに成り代わり、とり行います儀にどうかお許しと祝福を・・・」

そして、ゼルダは語り始めた

「鳥人の宴にて、勝利収めし若人よ。
　古きならわしに従い、女神よりの祝福を授けます。
　これより後もそなたらと・・・
　そして、結ばれし鳥に良き空があらんことを・・・。」

俺は顔を上げた

「女神よりの祝福・・・空、舞い降りる白き帆をそなたの手に・・・」

俺とAはパラショールを受け取った

これで高い場所からでも安全に着地することが出来る・・・らしい

A「ほのかにいい香り・・・ゼルダ、なんか香水使ってる？」

ゼ「もう・・・神聖な儀式なのにそんなおふざけしちゃうんだから・・・」

A「えへへへ・・・」

ゼ「そのパラショールはね・・・昔々は女神様から選ばれし者に
　 与えられた品だったんですって
　 もちろんそれは女神様じゃなくて私が今日の優勝者のために
　 一生懸命作ったんだけど・・・
　 あなたたちに渡せて良かった・・・大切にしてね？」

A｢もちろん！！」

リ「大切にする」

ゼ「・・・ありがとう、リンク、A
　 私との約束守ってくれて・・・」

A「ゼルダのためだもん！｣当たり前でしょ♪」

リ「・・・俺の言いたいこと全部かっさらっていくな」

ゼ「ふふふっ♪」

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