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「連れてきたよー、主。褒めて褒めて」
「ふふ。ありがとう、かしゅ」
「清光！」
「…き、…清光。偉い偉い」
初期刀である5振りを連れて入ってきた加州に、Aは頭を撫でる。
この本丸の加州はテンプレ的加州清光であり、"主大好き"である。
とある審神者の所ではヤンデレにまで至って居る様だが、ここの清光はそんなことはない。
単純に純粋に主に褒められたい清光だ。
とは言え、嫌われるのが嫌だと少し病んでしまう所はあるが。
「へへっ、主ぃ〜」
スリスリと撫でて居る手に擦り寄ってくる加州。
これは"うちの初期刀がこんなにも可愛い"案件である。
「ほらほら、新米審神者くんに僕たちの説明をするんだろう？いつまでもそんな事をしていては、主が説明に入れないよ」
「むぅ…知ってますぅ。
「ふふ、それは申し訳ない」
バチバチと目線で火花を散らして居る様に思える。
否、実際に火花は散らしていた。
彼らは刀剣男士は審神者…"胡蝶"が大好きなのだ。
「か…歌仙もありがとう。取り敢えずそこに並んでくれる、かな？」
「どういたしまして」
Aが清光の頭から手を離し、刀剣たちにお願いをする。
言う通りに並んだ刀剣たちは、律儀に正座をして出久と向き合った。
「右から順に、自己紹介して」
「お！わしからか！わしは陸奥守吉行じゃ。坂本龍馬の佩刀として知られちゅうね。土佐じゃー名刀として評判やったがやけど、龍馬の時代じゃ。もう刀は時代遅れじゃった。けんど、それが世界というもんぜよ！」
「暑苦しい漢はコレだから。蜂須賀虎徹だ。蜂須賀家に伝来したことからこう呼ばれている。銘入りの虎徹はほぼ全ては贋作と言われているが、俺は本物。一緒にしてもらっては困るからよろしく頼むよ」
「……。俺は山姥切国広だ。足利城主長尾顕長の依頼で打たれた刀だ。……山姥切の写しとしてな。だが、俺は偽物なんかじゃない。国広の第一の傑作なんだ……！」
「キミは相変わらずに拗らせてるねぇ。もっと風流に行こう。僕は歌仙兼定。歴代兼定でも随一と呼ばれる二代目、通称之定の作さ。名前の由来は三十六歌仙から。風流だろう？……まあ、元主が手討ちにした人数が36人だったから、と言うと、みんなどういう顔をしていいかわからなくなるようだけれど」
「人のこと言えないでしょ、歌仙も。俺、加州清光。川の下の子、河原の子ってね。扱いにくいが性能はピカイチだよ」
これで5振りの自己紹介は済んだ。
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39(プロフ) - ミリアさん» かしこまりました。頑張ります (2020年5月19日 9時) (
レス) id: c3bcafc4ec (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - なった出久と先輩が轟と絡むです。 (2020年5月19日 6時) (レス) id: ba670dda1a (このIDを非表示/違反報告)
39(プロフ) - ミリアさん» こんな夜中に閲覧ありがとうございます。絡みというのは刀剣男士と轟くんでしょうか？それとも審神者先輩と轟くんの絡みでしょうか？もしくは審神者になった出久との絡みでしょうか。質問ばかりで申し訳ありませんが、返答お願いします。更新頑張りますね！ (2020年5月19日 1時) (レス) id: c3bcafc4ec (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - ヒロアカに刀剣乱舞大好きなので続きが楽しみです。もし大丈夫なら轟との絡み話をお願いします。今後も無理せず自分のペースで更新頑張って下さい。 (2020年5月19日 0時) (レス) id: ba670dda1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：39 | 作成日時：2020年5月17日 2時
