【名探偵コナン】ポアロマスターの代理です。4

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零side.


降｢…で、引き受けたと？｣

『これがめちゃそっくりなのよ、
シンプルでいい作戦じゃない。』


毛利小五郎から協力を求められた律。
それは結婚式当日に花嫁に成り代わり、
そこを狙って来る犯人を
現行犯で確保するという作戦だった。

当日は毛利先生が身内に混じり備えるそうだ。
先程俺の方にも一緒に来いと連絡があった。


『あ…、ウェディングドレスなんて着てたら
反撃出来ないかも…』

降｢…そこはなんとかカバーする。
全く、簡単に危ない事を引き受けるなよ…｣

『だってこれから結婚して幸せになる人達だよ？
それを台無しにしようなんて可哀想じゃん。』


眉を下げ困ったように笑う。
お節介なんだかお人好しなんだか…
きっとこの正義感は家族から受け継いだのだろう。

それにしてもウェディングドレスか…


『人生初めてのウェディングドレスが
まさか人助けの為とは…
まぁこれから先、着られない可能性高いし
ちょっとラッキーだったかな？』

降｢ポジティブだなお前…｣

『そりゃ襲われても毛利のおじさんや
零が守ってくれるんでしょ？
私も負ける気しないし怖くないよ〜』

降｢そっちじゃないんだがな…｣

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