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『あれ?佐藤刑事?』

佐「律さんこんにちわ!」

高「どうも、こんにちわ〜」

『高木刑事まで…ふふふ…』

佐「ちょ、律さん…っ!!」


どうやらお仕事の休憩で立ち寄ってくれたらしい。
意味深に含み笑いをすれば
それに反応する佐藤刑事、可愛い。

警視庁のカップルは私の隣のテーブル席に座る。
ちょ…っ、高木刑事に萩原君が
めり込んでるってば…っ!!ぶふっ!

ちょいとズレて座り直す萩原君。
運ばれてきたコーヒーを飲みながら
自然と皆で会話が始まる。


『二人共、休憩がてらデートです?』

佐高「「んな…っ!!!」」

マ「あれ?刑事さん達恋仲だったんですか?」

高「マ、マスターまで…!」


本当の事だから否定出来ない二人は
顔を真っ赤にして俯いてしまった。
何だよこの初々しさは、こっちが照れる!


伊「高木…お前良かったなぁ…」

松「あいつのあんな顔初めて見たぞ?
はっ、幸せそうな顔しやがって。」


特に松田君と伊達君は思い出深いだろう。
あの二人を見る目がとても優しい。
するとマスターがこちらに寄ってくる。
カウンターから出るなんて珍しいな…


マ「貴方達はどうやら良い人達に
見守られてるようですね。」

全「????」


佐藤刑事と高木刑事の肩をポンと叩き
ヘラっと笑うマスター。
な、何を言い出すんだこの人は!?
松田君達の事見えてるとかないよねっ!?


マ「君もですね、安室君。」

安「僕…、ですか?」

マ「うん、君達はとても幸せだね。
今日はいい日だ。」


未だマスターが言っている事の意味が
分からないでいる様子の皆。


『マスター…、もしかして…?』

マ「いや…そんな気がしただけさ。
心がね、ポカポカ温かいんだよ、
律ちゃんも…賑やかそうでいいね。」

『……う、ん。』


きっとマスターは第六感で感じているんだろう。
松田君達の零や佐藤刑事と高木刑事への思いを。
見えてなくて良かった… ん?
見えないし聞こえないとも言ってないぞ?
あれ?これ本当は見えてんじゃね!?
わからんっ!!!わからんんんん!!!


高「でも…そうですね…
僕も何となく懐かしいものを感じます…」

佐「えええ?どういう事!?
ちょっと高木君、教えなさいよ!!」

高「ええぇぇ!?さ、佐藤さん〜!!」

マ「仲がいいね〜」


身を乗り出して高木刑事の
肩を揺さぶる佐藤刑事。
マスターの言葉にまた顔を真っ赤にしてる。
そんなやり取りでさえ微笑ましいぜくそ…

・→←2.マスターの能力



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いわし(プロフ) - ちりさん» オンエアさんハマっちゃいまして!!お分かり頂けて滅茶苦茶嬉しいです!!笑。本編の方も読んで頂き誠に感謝です。゚゚º(゚´ω`゚)º゚゚。第二回もそのうちアプする予定なのでよろしくお願いします!!笑々 (2018年9月1日 0時) (レス) id: 9417f12aeb (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - 絶対東海オンエアのネタですよね!!爆笑。あ、いつもいつも本編の方も楽しませて頂いております!このネタでの番外編ありがとうございます!!面白かったです! (2018年8月31日 23時) (レス) id: a253956171 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いわし | 作成日時:2018年8月31日 1時

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