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『……ぃ…、零っ!』

降「っっ!!!!」


俺を呼ぶ声に勢いよく起き上がる。
背中を支えてくれている腕は俺を呼んだ人物で…
はっ!律!?
すぐ横には案の定律が居て、
俺を心配そうに覗いてくる。

俺は確かめる様に肩から腕を触っていき、
最後に顔を近くで見てみた。
…俺が知ってる律だ…


『何だいこの状況は…
マジでキスする5秒前ってか?
にしちゃあ人をバケモンでも見た様な顔で見やがって。』

降「…っ!!す、すまんっ!!そうじゃなくて…」

『何か変な夢でも見てた?
"男ぉぉ!?"って寝言で叫んでたよ?』


どうやらこの家に着いた俺は
玄関のドアを開け律の顔を見るや否や
その場で寝落ちしたらしい。
という事はアレは夢な訳で…

極度の安心感からか思わず律を抱き締める。


降「よ……、良かったぁー…」

『んー…?そんなに怖い夢だったの?
よしよし、お疲れ様。』


優しく抱き返し、頭を撫でてくれる律が
実際男でも女でもいいのだが、
やはり男でなくて良かったなと胸を撫で下ろした。

何故あんな夢を見たのかは分からないが
これからはなるべくこまめに仮眠を取るよう
誓ったある日の出来事だった。

・→←3.三徹の悪夢



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いわし(プロフ) - ちりさん» オンエアさんハマっちゃいまして!!お分かり頂けて滅茶苦茶嬉しいです!!笑。本編の方も読んで頂き誠に感謝です。゚゚º(゚´ω`゚)º゚゚。第二回もそのうちアプする予定なのでよろしくお願いします!!笑々 (2018年9月1日 0時) (レス) id: 9417f12aeb (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - 絶対東海オンエアのネタですよね!!爆笑。あ、いつもいつも本編の方も楽しませて頂いております!このネタでの番外編ありがとうございます!!面白かったです! (2018年8月31日 23時) (レス) id: a253956171 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いわし | 作成日時:2018年8月31日 1時

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